腹筋の空 / 夏の空をみあげる / 「透明な歯車」
ロードを物思いにふけりながら走っていたり、泳いでいるときには空を見ることはあまりありません。
ある日、腹筋をしようとベンチに横になったときの空。
ちょうど太陽が雲に隠れ始めていました。
この黄色がセルリアンブルーに少し混じった空は、夏特有の色合い。
雲の影も濃くて、あまりの美しさにしばらく眺めていました。オークリーと雲の影が、目を守ってくれていました。
美しい偶然は、時々やってきます。
東京共済病院の久保田院長先生は、父親が懇意にしていたり講演会を一緒に行ったこともあり仲良しです。
ある入院対応の患者様が、急ぎで東京共済病院にかからなければならないときにも丁寧に対応してくださいました。
数日後、1年ぶりぐらいに東京共済病院の看護師さんがいらして、世間話をしたところその看護師さんが、なんと、わたくしたちから紹介した患者さんの受け持ちでした!
びっくり。
看護師さんは半年から1年に一回しかクリニックにいらっしゃらないですし、たまたま患者さんをご紹介した数日後で、さらに受け持ち。こういった、「透明な歯車」と僕が勝手によんでいる偶然がときどきやってきます。
夏の空を見上げながら、透明な大きな歯車がゆっくり回っている様子を思い浮かべました。
毎日を全力をつくして、誠実に大切に生きていく。そういったことを空が教えてくれたように思いました。
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