カフェイン中毒 / 頑張りすぎないこと / サーカディアンリズムを守る
そのため、ちょっとしたことで多量に摂取してカフェイン中毒になってしまいます。クリニックでも拝見することが多くて、数年前に警鐘を鳴らす記事を新聞のコラムに書きました。
カフェインが多量になると、吐き気、めまい、動悸、不整脈などがあらわれます。手の振るえがひどくなることもあります。
動悸が止まらなくて、息苦しくなって、手も振るえてこまってしまってクリニックに来院されたかたもいらっしゃいました。救急病院の外来でも、何人も拝見しました。
カフェインを摂取しない週末に頭痛が起きることもあります。カフェインの離脱症状の一つで、週末頭痛と呼ばれます。
クリニックのサイトでは頭痛が多い方は、試しにデカフェに変えるよう繰り返しおすすめしています。
人間は夜ぐっすりねて、昼おきて活動するというサーカディアンリズムが重要です。学研のガクセイトでもそのお話をしました。
夕方飲んでいたサプリメントを止めたことで、ゆっくり寝れるようになった方もいらっしゃいました。よく調べるとカフェインが含まれていたからです。
カフェインは、ある程度の量以上摂取すると、有毒性だけが増していきます。
摂取量に注意をはらうことが大切です。
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