夏型カラスアゲハの思い出 / 春型のアモルファス
かつて、公園をモソモソあるいている大きな幼虫を拾ってきたことがありました。8年前。写真がでてきました。
子供たちが走り回る公園の中央だったので、カラスに食べられたり踏みつけられたりしそうだったので、連れて帰ってきました。
比較的柔らかい柑橘類や山椒の落ち葉を持ち帰り、数日がまんしてもらいました。ホームセンターで柑橘類の苗を購入し、植木鉢の苗木のものを食べてもらいました。
無事、さなぎになり、羽化。
大きなカラスアゲハでした。夏型。小鳥より大きな立派な蝶で、空に舞い上がっていきました。
夏空や陽光あつめ黒揚羽(クロアゲハ) 優仁
思い出して、俳句を詠んでみました。虫眼鏡で光を集めて、紙がだんだん黒くなり煙が出るように、真っ青な空を舞うカラスアゲハは夏の光を一身に集めているように見えたからです。暑かったこともあり、『あつめ』にしました。
懐かしい思い出です。春型のカラスアゲハは、小型だけれども碧いアモルファスが美しい。
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