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2018年5月20日 (日)

鯛のタイノエを焼く / ゆっくり食事を作る / 哲学者の散歩

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程度の良い九州からのキダイが手に入ったのでウロコをとって、さばき始めました。刺身にもできる鮮度。夏になると痩せていってしまうから、ギリギリ。

鯛の舌って、こんなにおおきかったのかと取り出してみるとタイノエでした。

図鑑とかで、〝エイリアンな寄生虫だけれど、縁起は良い〟などと記されていたものの、形が苦手でした。結構しわく硬くて、この感じは小さなニホンザリガニに近い。ダイオウグソクムシかと思ったけれど、足の形が違います。

Photo_3 ダイオウグソクムシは、せんべいになるぐらいおいしいらしい。鯛と一緒に焼いて食べてみました。

香りも味も新鮮なエビ。やっぱりザリガニだったんだと思う。

Photo_4 残った半身は、ぶどう山椒とあごだしで炊き込みご飯にしました。

一緒にたきこむと鯛の皮の匂いの香ばしさが減るので骨とお頭は、あらだしにしました。煮立たせないようにゆでていきます。

Photo_5 目の細かいものでスープをこしました。

三つ葉を入れて、十割そばを作ろうかと考えています。あるいは、焼いた鴨とセリをいれるだけで立派な汁物になります。

料理を作ることは、ゆっくりした工作みたいなものだと思っています。

作業になるとつらいだろうとおもう。毎日、作り続けないといけないのなら、すこしつらいかも。暗い早朝から、鯛の身を外しながら、骨をセッシでとりながら色々かんがえていました。

ひとりの細々とした繰り返し作業は、人間の脳に何かを与えます。
哲学者の散歩のように。

僕はタイノエや鯛飯のことしか考える脳が無いけれど。

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