摘んだシロツメクサの緑と白と碧羽 / シロツメクサどんぶり
シロツメクサを摘みにいきました。
シロツメクサはクローバーの花です。時間が経つと茶色くなってしまいます。直ぐにしおれてもしまう。保冷剤を入れた箱を持っていきました。
以前、本を書いたとき〝スィートクローバー病〟についてお話ししました。ワルファリン発見の歴史。
本を書いたりや新聞のコラムを連載していた頃もあると思うと、懐かしい。沢山のものを削ったり捨てたりして、集中力やチカラが分散しないようにしています。
彼女がクローバーを食べられるか調べてみると大丈夫だったので、朝、でかけました。すぐカジカジするので、食べられないものは使えません。
空色の茶碗に、シロツメクサの白と緑を入れました。
マメルリハの碧を添えれば完成。
マメルリハのシロツメクサどんぶり。
クリニックの行き帰りに気になっていた花でマメルリハを飾れて、美しい色を見れました。
子供たちがあそびにきていました。その中の女の子に「なんで花たくさんつんでるの?」と聞かれたので「鳥を花でつつむとかわいいと思って」と答えました。彼女の脳にイメージを作れる答えになってなかったかも。
実ったイヌムギもすこし摘んでかえりました。雑草の緑が、マメルリハの色を助ける。フラミンゴの褐藻と同様。
文字を打っていると、じゃましにくる。親指の下に潜って指を噛んでは、ひとの顔を見あげてグーグーいっている。あるいは、肩に乗って毛繕いしながら機嫌の良いときの声グーグー。
色々な事を理解し、色々なことを考えずに、自然に従って暮らしているんだと思う。王蟲やガウナのように。
それでいいんだと思う。彼女のコトバで、ひとつずつ教えてくれる。
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