ワダツミの木 / コモリウタ / 草原を渡る風
元ちとせさんのワダツミの木を繰り返し聴いています。
レピッシュの曲も好きでした。
最初のノイズのような声から、リズムやギターが入っていくところ。
僕は無知で、この2つを聴いていたのに、レピッシュの上田現さんがワダツミの木を作ったことに知らなかった。
上田現さんが開業した翌年にシリウスになったことも知らなかった。
僕は、全力で前ばかり見て走りすぎて、沢山のまわりの風景を見ないで来たのかもしれない。
カップ麺と(勝手にネコ缶と呼んでる)魚の缶詰とお魚ソーセージは三種の神器。
今日はピアニストの人に会って、コモリウタを相談する日。
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ハナダイロのジャケットはとても好きで、しばらく飾っていました。色もデザインも美しい。今は無き青山病院のロッカーの扉の鏡の前。羊のドリーは、大好きな小山田圭吾さんにも似ていて好きな曲。青のレクイエムは、朝に聴いていました。
これからは流れる風景をしっかり見るために速度を落とそうと思う。カップ麺がキチンとふやけるぐらいには。そして僕の周りを美しく流れていく風景を、目に焼き付けるようと思う。
子守歌を作れば、時間はゆったり流れるんじゃないかと思う。時の流れは相対的なもの。
焦点が合わなかった幼子たちが、ぱっちりマナコを開いて刮目したときに、空や雲が見えるようになってきたときに、彼らをやさしく包んでくれる子守歌を作ろうと思う。
元ちとせさんのような、少しハスキーでやさしいけれど物怖じしない強さを秘めた声をゆったりした風が運んでくれることを願って。
大きな樹の間を流れる風が草原の上を上昇するように。
現在のクリニックの状況を書いた文章を1年後に公開予定にしてみました・・・
おもしろい、試みかも。
救急病院の時よりも、今の方が忙しいって、どうしてなんだろう。
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