TVの変容 / “新しいお店” / 能動的な選択と幸福感
今日のBBCアジアのページです。
日本の話題も時々登場します。
サイバーな情報だけで、ニュースは事足りるようになってきました。
ちなみに今日のBBCasiaの話題は、オーストラリアでの問題提起、ロシアでの5G展開などについてでした。
メインのBBCニュースはタンカー襲撃による中東の緊張、D-dayについてなどです。
公共といわれている地上波では、季節もの、便利グッズ、食事などで終始。
一方、公共放送worldの方では、米国、中国、ロシアと日本のそれぞれの関係話がTop stories。
D-dayの話題も。ちょっとメインのBBCに近い。
国内向けは、食事、芸能、スポーツ。
NBCニュースでは、通常竜巻による洪水でもなければ、天候は数分の天気予報だけです。
警報は別です。
NHKworldは、ウエブで時々見ています。
海外の人向けの日本紹介の映像は美しい。
フィージーの伝染病?や、サメは乱獲されて激減しているのにサメによる被害が増えていることは、日本でも報道すべきことかも。
乱獲による減少がローカルなことなのか、人間がサメの領域に近づきやすくなったのか、海流の問題なのか・・・考察はいくつもできるし、その作業を専門家に聞いてみてダイジェストする作業は、ブロードキャストの仕事のはず。
コメンテーターは、理系の専門家で構成すべき。サメを専門とする海洋生物学者さんや海流の専門家さんをキャスティング。
こういった統合作業は、ブロードキャストの彼らにとっても楽しい作業のはず。
役割が変わったのかもしれません。
“朝のご挨拶のプログラムになった”とおっしゃっていた方もいました。
そうなのかもしれません。
僕は、何かを期待したり、こうあるべきだ、と思うことはあまりありません。
ニュースプログラムが新しい何かに警鐘を鳴らしたり啓発するものではなく、“ご挨拶に変化した”。
それが事実であり、それだけに過ぎない。
“自分が何を見たいか”の方ががはるかに重要。
サメの話題を見ていきたいならサメを、感染症の話題ならCDCを、自分で探して読めばいいだけです。
それは、あきらめではなく、能動的な選択。
新しいお店を探して行くようなものです。
味が合わないからといって、お店を批判するのは自分の心の衛生上良くないです。
基本的に応援するかどうかだけ。
なので、新しいお店を探すことになる。
新しいお店のひととお話するのも
きっと楽しい作業になることでしょう。
ニュースが、
もし数分間で、世界の中の日本のニュース、世界で起きているものごとで日本にも役に立つことをダイジェストしてくれるニュース・プログラムになったら、また戻ってみようかとも思っています。
早朝に運動を済ませて、本を読んでいる僕には、挨拶の時間は過ぎてしまっています。
サイバーなデバイスが発達したので、電車の中でも世界中のニュースを見れるようになりました。複数のソースを見比べることもできます。
副校長先生が不作為ということで裁かれようとしているニュースは、色々考えさせるものがあります。
日本でブロードキャストされない出来事であっても、知り、学び、考える機会は豊富に存在します。
僕らは、様々なものから解放されていて、その自由を満喫できます。
ありがたいことです。
手のひらに乗るデバイスとともに、小さな幸せ感に包まれます。
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