毎日の課題、毎日の解決、毎日の進歩 / 協力して作る / 外来医長の先生ありがとうございます
クリニックでの診療は、雑多な出来事の連続です。
朝、水を流れるカモに挨拶してクリニックに向かいました。
外部機関とも連携をとりながら診療をすすめていきます。
その中で、いろいろな“行き違い”も起きやすい。
僕は、そのひとつひとつの出来事が勉強だとおもっています。
出来事が起きればおきるほど、“賢くなる”。
いったんクリニックに戻ってきていただくはずだった患者様が、他の医療機関のミスリードによりそのまま大学病院に出向かれてしまったことがありました。
医療連携室の方は、紹介状ファックスでいいと言ってくれたけれど、僕は紹介状をもって急ぎ出向くことにしました。
善は急げ。
急いで医科歯科の外来に駆けつけて、診てくださる先生に非礼をお詫びして事情をおはなししました。
握手して戻ってきました。
お待ちになっていた患者様にもお会いして、“きちんと診てくださる先生に事情をじかにお話しているから、大丈夫です。”とお伝えもできました。
外来医長の先生にお会いできたのも、患者さんの笑顔をみれたことも、すべて“行き違い”のおかげです。
帰りの電車が止まっていたので、御茶ノ水から秋葉原までダッシュで走りました。下り坂なので3km15分。
運動になったし、なにより大学病院の外来医長の先生とお会いできました。
少し息切れして、つらかったけれど、走りながら考えていました。
“病気や医療機関の仕組みに慣れている僕らが踏ん張れば、そういったことに慣れていない患者さんの悩み解決が早まるだろう”、と。
一番は、僕らの作業が見えなくても、スムーズにことがはこぶこと。
僕らは、“かげ”でいい。
今週は毎日、こまごました“行き違い”があったけれども、解決するたびに爽快な充実感につつまれていました。
僕の仕事だから、誰にも言わないで自己満足。
昨日は、逆方向に散歩。
夕方の風に吹かれながら秋葉原から御茶ノ水までゆっくり歩きました。
色々な話をきいて、色々考えつつ。
12色、36色、48色色々あると示唆してくださった方もいらした。
僕は、スクラブのようなミントグリーンやモスグリーンがいいかなと思う。
夏の緑。
今日は、将来有望な青年に“陽光の中で運動して体調を整えるのが先。”と、HIITをお知らせしました。彼なら、HIITできる。
どの日も学ぶことがあり、どの日にも乗り越えるべき課題がある。
そして、良い明日を考える。
振り返ると、新しい創造的な事が重なっていっていたことに気が付く。
作業中は夢中でわからなくても。
今あるものを批判するのは自由だけれど、悲しいだけ。何も生まない。
僕は、作っていく仲間たちと頑張りたいと思う。
今日の夜は作戦会議。
新しいものをまた作ります。
僕もまた水に流される水鳥の一羽かも、あるいは目に見える水鳥を流している水の一滴(ひとしずく)かもしれない、と思いつつ。
« 頭痛の治療 / 「私の治療」 | トップページ | 玉先生とかげさんと作戦会議 / なかよしでがんばる / バンドを組んで和音を作る »
「08.新クリニック/未来の医療をめざして」カテゴリの記事
- ALSが治る未来 / チロシンキナーゼ阻害薬 ボスチニブ(2021.10.02)
- 2類のまま自然に治療体制も変容し溶けていく / 平和な秋葉原(2021.08.12)
- Marshmello in AKIHABARA 2021 0710 / マシュメロに秋葉原で会った日(2021.07.10)
- TV番組の収録 / 栄養アドバイザーとして(2020.09.28)
- 夏の頭痛について取材にいらっしゃいました(2020.06.17)