ジョロウグモの研究 / 子供のころの思い出
立派なクモの巣を張るジョロウグモ。
秋の青空に黄色い大きな体はコントラストもはっきりしていて、目立ちます。
ところが、このジョロウグモの子グモを見かけることはあまりありません。
僕は、子供のころ自分でその謎を夏休みの課題にしました。
1.ジョロウグモは、子供のころはハエトリグモのように巣を張らないために目立たない
2.ジョロウグモは、巣を張っているが見えないところにある
3.突然大きくなる
と予想を立てたことを思い出しました。
ところが、それが大失敗でした。
どこを探しても、そもそも子グモが見つからない。
学校の先生には、表紙が「ジョロウグモの研究」になっているのに、中身はカマキリだのコオロギだのしかいないレポートを提出しました。
結論「見つかりませんでした」。
少し調べてみると、さすが!
何と、糸を最初は栄養にするらしい。
丸っこいコガネグモとの比較もしている。
「ジョロウグモとの1年」には、僕の謎の答えが用意されていました。
生まれたばかりでは黄色くないこと。
風に乗って、とても高いところに巣をはること、などなど。
突然大きくなるわけではないから、2が正解だったわけです。それに加え、形も色も違う。見つけられないはずです。
下ばかり探していたので、コオロギやキリギリスなどにばかり詳しくなっていってしまいました。
最近の子供たちは恵まれていていいな、と思います。
僕の手がかりは、葛飾区の図書館の古びた昆虫辞典。今から思うと大人が書いた憶測に基づいた間違いだらけでした。しかも白黒のガリ版刷りで難しい言葉の羅列でした。
今は、サイバー空間に有用な情報がちりばめられています。
新しい可能性はこうやって始まるんだと思いました。
スッキリしました。
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