クリニックの点検をする / 診療の質の継続のために
中央線と東京医科歯科大学、順天堂大学です。JRも通常運転に戻っています。
レトロなデコレーションの丸の内線も運行しています。
台風のあとは暑くなるので、ワクチンを守るのが最優先課題でした。昨日は、すべての鉄道が停止してしまい天候も悪くクリニックに行くことができませんでした。それを見越して、もし停電しても2-3日は庫内が4度になるように工夫していました。
ぎっしりと敷き詰めたペットボトルと保冷剤。カチカチに凍っています。
庫内は熱がゆっくり循環しています。扉を開けなければ凍ったペットボトルが一定時間庫内を冷やし続けてくれます。
冷凍されたペットボトルを順繰り上に敷き詰めていきました。
室温は30度以上を示しています。
令底の外も同じぐらいの温度。ワクチンは凍結させてはいけなくて、10度以上で保存しないよう推奨されています。
庫内は4度以下でした。冷凍させておいたペットボトルは庫内でシャリシャリ状態に溶けかかっているところ。
毎年、時々温度を測っていますが停電しなければ大丈夫です。冬は特に良いのですが、この季節は庫内の温度が上がりやすい。
東京でも、台風の風による電線の障害や雷を伴った嵐の影響による停電が予想されていました。とても心配してました。
患者さんのために接種するたいせつなもの。たくさんの患者様、企業様が予約してくださっています。
有効なワクチンをキープするために、確認作業と地道な努力が必要。
冷凍庫の凍ったペットボトルを上に置き、溶けかかったものを冷凍庫に移動。これで庫内は2-4度をキープします。
次に、クリニックの水回りを点検して、床の拭き掃除。空気清浄機のフィルターやトイレの掃除。
最後に、自分で一つずつ名前を付けている多肉植物や観葉植物に霧吹きでみずやり。井部敏子先生から頂いたものは、開業以来ずっと枯らさずにお世話しています。
全ては診療の品質のため。
一段落して、ホッとしました。
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