僕らは、困難が来ると考えて覚醒し成長する
コロナウイルスのPCRも、抗原の簡易検査も、どんな検査も偽陰性が存在します。
人類は、ウイルスに対する完璧な検査体制は確立していなくて、持っていません。
PCR検査は、確認のための検査で陽性なら意味を持ちますが、陰性は感染していないことを示すものではありません。
そこが、間違い。ドミネーターにたとえてエントリーしました。
つぎの誤りは、すでに散発しているのに封じ込めを頑張ろうとするのは無理。
本当は、最初から検疫システムのたてなおしと治療態勢を整えるべきでした。
コロナウイルスは、日本の診療の追加項目で、日常の診療を継続する仕組みが必要。
それについては、僕らの病気はコロナだけじゃない、のエントリーにしました。
そして、今は来院された患者さんを効率よく治療するフェーズにさしかかっています。
治療方法に全力をあげた方がいい、のエントリーにしています。
初動は遅れたけれども、ウイルス対策は感染制御の専門家がかじ取りを始めて反撃にでました。
現場の医療者たちは、いろいろ考え工夫をこらしもどかしく感じつつじっと耐え忍んでいました。そして、2月25日に方針が打ち立てられて新しいタクティクスに応じたスクラムを組み始めました。
ウイルス感染症は日本全国の問題なので、ローカルな地方の問題ではありません。
日本全体に襲ってきた敵に、全国で考え対策を練って反撃する。
イベントをどうするか、ソシアルディスタンシングの方法論について国民は学習しました。
国難は、僕ら自身の生命の危機回避のために思考を深め覚醒と成長を促します。
ものが一時的になくなっても転売に飛びついたりせず、流通が回復することを知っていて冷静にしている。
流行がおさまったのちのことに思いを馳せている。
小出し情報を針小棒大に報じたり、差別につながるような情報を流したり、恐ろしい恐ろしいと扇情的に語っていたりしたことが今回のメディアの問題点でした。その片棒を担ぐことを回避した人、片棒を積極的に担いだ人、乗り越えるべき次の一歩を模索した方々色々でした。
学習し、記録し、未来に役立てる。
そうして、「建設的に働くもの」と「不安をあおってものを破壊していくもの」の境界線を人々は認識していく。
僕は、世の中に存在する科学的真実・サイエンスをもとにした建設的な人々の側にいたい。
そして、テクノロジーとともに俯瞰して、多くの人にきちんとしたことを伝える側にいたいとおもっています。
そういった良き魂の仲間たちとともに。
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