秋葉原駅クリニック/お仕事

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2020年2月13日 (木)

COVID-19 / 人間と独立した自然法則 / 加油中国

Coronavirus-tag
新型コロナウイルスは、COVID-19 と命名されました。「新型肺炎ウイルス」ではなくなりました。良い命名です。次出てきても、COVID-22とか命名できます。

コロナウイルス件で的を射ているお話をされていると思ったのは、中村桂子先生のお話でした。先生の『生命誌とは何か』はとても参考になります。

Photo_20200213094201「ウイルスはただそこに存在しているだけです。良いも悪いもない。環境によっては人の間に広がるだろうし、収束もするだろう。人間は未知の生き物の中にいるという、ただそれだけです。」というようなことをおっしゃられていました。

こちらに対談が掲載されています。

封じ込め、と騒がれていますが、果たして可能なのかどうか。

保菌(ウイルス)者とそうでないものの区別が瞬時につかない人間側のテクノロジーで、はたして「封じ込めが可能」か。

患者さんとお話したのですが、アニメのドミネーターのように目的のウイルス数(ウイルス係数というべきか)が瞬時に計測できるなら封じ込めも可能でしょう。

けれども、僕らが手にしているテクノロジーはまだまだ未熟です。
「発熱や咳、筋肉痛などのあいまいな臨床症状を発症しているかどうか」に依存し、PCRという手間のかかる検査をして選別をする。しかも、ウイルスが肺の奥に合って検体に入っていなければ手間をかけても偽陰性になってしまう。後で陽性。一回に1-2万円します。費用は税金。

ウイルスが感染しても無症状の人も多い。

このような状況で「封じ込めが可能」なのか。必要なのか。

私は、状況は2009年の新型インフルエンザの時とよく似ていると思っています。ブタ型と言われたものです。当時、「封じ込め」ようとして感染した方々は 隔離されていました。

どうなったかというと、今では毎年流行するようになっています。
このコロナウイルスも、世界規模で薄く広がっていてそのような状況になるのではないかと思っています。僕が最初に予想したのはそれです。そういう帰結しか予想できなかった。

人間よりもずっと前から地球にいて僕らには見ることもできない存在のウイルス。
動物たちの間でずっと存在してきていたけれど、人間界に出てきたために人間が大騒ぎしている存在。

このようなウイルスはたぶん無数にあるはずです。
新しいウイルスが出てきたら、即座にワクチンをつくり免疫防御システムを構築するということにリソースを投入するというのが良い教訓ではないかと思っています。

世界規模で人間の行き来が頻繁になっているので、ウイルス感染症を風土病にすることはますます不可能になります。

攻殻機動隊の攻勢防壁のようなものをフレキシブルに即座に構築することが人類の智慧というものです。

☆エボラウイルスのように強毒ウイルスで封じ込めを行い収束にむかう
☆かつての天然痘のようにワクチンで撲滅に向かう
☆広まるだけ広まり人類が抗体を獲得し、なんとなく収束していくものの時々流行する(ブタ型インフルエンザのパターン)
などなど。

人間の恐怖だとか、嫌だな、とかと関係なく自然法則の厄災は発生して収束していきます。
自然法則を理解しようとするのが、科学テクノロジー。科学的理解が、偏見や恐れを振り払う。

私たちは科学テクノロジーを駆使する側にいるか、原始的恐怖の側にいるかを自分で決められるようになりました。僕はテクノロジーを理解して使う側にいたいと思っています。

新型だからといって振る舞いが全て未知というわけではありません。考えることを止めて逃げてはいけない。人類は知識を重積してきています。メディアでウイルス拡散の行方について、自然法則に則って説明する中村桂子先生のような方はいないのだろうかと思っています。

いったい「収束」というゴールがあるのだろうか。あるとすれば、どういった姿なのだろうか。もともとは普遍的に存在している鼻かぜのコロナウイルスです。宿主が今となってはヒトなので、ラクダのMERSのようにはならないと思います。

感染力と致命率が計測できているので、津波の波の伝播のようにコンピュータシミュレーションも可能と思われます。医学ではなく理工学部の出番。自然法則からみた今後を占えるウイルス学者さんや工学部の先生の御登壇を願いたいところです。

インドやインドネシア、ベトナム、シンガポールといった中華圏を中心に世界に広がっているのでウイルスは移動を続ける。すでに保菌者は世界中に爆発的に増えています。

どんどん可能性のある人が来日するので、確認することも隔離することも難しい。人を社会から隔離し続ければ、経済力の低下だけでなく国際問題や疑心暗鬼の魔女狩り騒動につながります。CDCの試薬の不具合も報告されています。擬陽性で隔離した場合どうやって保障するのか。オリンピックで来日された陽性っぽい人をみんな収容していくのか。

騒動やパニックを抑えて予防ワクチンや万が一重症化したときの治療方法開発に全力を挙げた方がいい。

症状も無いのに街角や簡易医療テントで強制的にテストされて、「コロナ係数300陽性です」とか言われて「いやだぁ私は無症状よぉぉ・・・」と余韻を残しつつ即隔離されるなんて恐ろしいです。

人は自分は正常で、発症者は別の人という心理的バイアスを持っています。保菌して発症しないことがあるウイルスは、実は自分が持っている・持っていた可能性も否定できません。人を裁こうとおもったら、自分が陽性だった、なんてこともあり得ます。

検査する側(執行官)も陽性だったりしています。こんな弱毒ウイルスで過ちだったらい病の轍を再び踏むというのか。隔離隔離、隔離・・・やめてほしい。意味を持たない隔離。僕は、科学を理解する側にいつもいたいと思う。

今回は、発生したのが中国というだけです。彼らはゲノム情報を解読し、いち早く世界に公開しました。原生林が残っている国には、野生から人へウイルスが伝播する可能性が常に残っています。そもそもが封じ込められないウイルスだったのかもしれないにもかかわらず、中国の方々は全力で対応しつづけていると思っています。頑張ってほしい。
加油中国。

教訓を糧にしていくのが得策です。

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