僕らの病気はコロナだけじゃなく、国民が覚醒する日
連日コロナCOVID-19でもちきりです。
さらに、治療薬の話まで詳しくするまでになりました。国民がプロテアーゼ阻害薬の仕組みを知って何になるんだろう。
いらない知識です。
それよりも薬には期限があることが重要。
新型インフルエンザ登場ののちでもむやみにタミフルを購入して破棄しています。
なんと厚労省だけで75Tトンです。税金が捨てられています。
一粒の錠剤はグラム単位。それが、トン。すごい破棄量です。
コロナに効くというHIVウイルス薬の価格はタミフルと比較にならないぐらい2-3倍高価です。ヒステリックに購入して備蓄するのでしょうか。
また、税金が自分たち以外のものに流れる。
もっと深刻なのは、いったい今病気やケガで医療を必要としている人の何%がコロナに関係しているかということです。
一人でも感染者がでたら、救急病院が一つずつ、透析施設が一つずつ閉鎖していくのでしょうか。
待ったなしの脳梗塞、心筋梗塞、透析、事故・・・
コロナのリスクを勘案しても直ぐに処置を受けなくては助からない命もたくさんある。
病院のどこかに鼻かぜや肺炎の人がいたって、そこで治療しなくてはいけない人はたくさんいます。
インスリンを取りに外来に行かなくてはいけないひとだって、いつもの薬が必要な人だっている。
一つ一つ封じ込めのための閉鎖は、現実的じゃない。
隔離一本やりが無能なのは、そこです。
しかも世界基準に則らず不完全に行っている。
現場は人を救うことでスクラムを組み始めている。
日本はとても優秀な国です。国民が。
でも、戦略と展望がなければ統率がとれない。素早い対応が必要なのに、グダグダに観察するだけに終始している。
負け戦から何を学んだのか。失敗学という言葉がはやったじゃないか。
過去に学ぶのが人間のはずです。
そのために、たくさんの人が失敗を記載してくれている。
このままでは、ウイルスへの意味不明の対応で経済が失速してしまう。
ひと月以上前から僕も予想していた蔓延期に入り始めた日本。
為政者の人々から社会インフラを何としても守ろう国民を守ろうとする意思が感じられないという、モヤモヤしたもどかしさを国民が共有している。
既存の枠では解決できないなら、早急に考えて新しいものを作り上げていくべき。
コロナを大きな総合病院や医療施設で認めたら
☆基準に則った区画を設ける
☆専門の仮施設を作り、流行が終わるまでそこで加療する
☆それにより既存の医療インフラを動かし続ける
そういった工夫が必要なはず。潜伏期が長く発症しない人もいるから、ある程度のことを甘受せざるを得ない。
経済の失速は避けなくてはいけない。
ウイルス封じ込めのフォーカシングイリュージョンで経済失速インフラ崩壊なんて、笑えません。
昨日、島崎謙治先生(医療政策教授)ともちょっと話しました。
だれか、専門の偉い人すぐに何とかして。それが願いです。
モヤモヤはどっから来るのだろうと考え、!覚醒した日本人から、新しい芽が生まれることを願っています。
ある意味、破壊的イノベーションかも。
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