新型コロナCOVID19は終焉する
いつ、コロナの流行は去っていくのか。
不安が世の中を覆っています。
どんな感染症も、ピークを迎え終焉していきます。
一人の感染者から、何人にひろがるのか。
その人の中で、どれくらい活性を保ち続けるのか。
どんな感染様式なのか、などなど
そういったパラメーターからシミュレーションできます。数理モデル。
こちらに、スタンフォード大学の Michael Levitt先生の記事が掲載されていました。
非常に興味深いものです。日本の専門者会議にも、北大の西澤先生がいらっしゃいます。こういったパンデミックには、理数モデルが欠かせません。まさに人間が持つ科学力です。
終焉までの期間についてかかれたものですが、その中の一文のほうが僕には印象深いものでした。
“いろいろ最悪の条件が揃ったダイヤモンドプリンセス号ですら「感染者は20%にとどまった」(教授)ので、免疫が生来備わっている人は案外多いのかもしれない”
の一文です(引用同上)。
これは、中国からたくさんの観光客が来日していた年末年始の日本にも当てはまるものです。そうであれば、そもそも感染する人が日本人には少ないかもしれない、という可能性もあります。
数週間は、楽観的希望は胸にしまっておこうと思います。
感染者数を最小限にとどめるため、必要な移動にしておくことが重要だと思っています。
でも、人間が生きていくためには希望が必要。
僕は、レビット先生の意見に賛成だし、希望にして良いと思っています。
日本は、「日本型の新型コロナウイルス流行」に淡々と対応していけばよいだけです。
不安や恐怖ではなく、作業として。
こういうときには、疑心暗鬼になり信用収縮を引き起こそうとするダークサイドが現れがちです。EU崩壊するかも、とか。リーマンショック以上とか。
新型コロナは、これからも人類が経験していく流行性ウイルスの一つにすぎません。そのたびに同じことにならないよう、経験値を積んでいるのだとポジティブに考えています。
良いフォースのもとにいるように気を付けましょう。
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