終わりがわかっている人が物語をつづる
手品師は、手品のタネをしっていてショーがどのように展開してどのように終わっていくか知っています。
物事のストーリーを書く小説家は結末を知っています。
監督は、映画の結末を知っていて長い映像を作ります。
いつも、観客は右往左往したりドキドキしたりします。
ものすごく不安になったり怒ったりして、最後に安どして涙を流したりします。
すべて手品師の手の上でのできごと。
ネタバレを考えて物語を見ていくと、次の展開がわかります。
年末年始の武漢から大量持ち込みのファーストインパクトを受けてもアウトブレイクしなかったこと。
海外渡航者持ち込みによるセカンドインパクトでも特定の人にクラスタリングしかしませんでした。
現在でも、合計死亡者100人以下のウイルス感染症にとどまっています。
2月に「第二の武漢になる」という盛んになされた報道ののちの安定状況を思い出しましょう。
今日は、4月の2週目が終わろうとしている日。どうぶつの森のイースター祭りももうすぐです。
2週間前には、「オーバーシュートする可能性が高い」とか「第二のイタリア」とか言われていました。
今度は、「2週間前のNY」。流行っているところの「前」。
GW頃に強制的にサードインパクトを起こそうという機運もあるかもしれませんが、それもたぶん不発に終わる。
いつ始まって、いつまで続くのか、と考えるとずっとトンネルの中にいる気分になります。でも、それは違います。
ウイルスが日本にいつ移植されてどうなったか、それが何回繰り返されたのか、という視点からみると理解しやすいです。これから移植が行われるかもしれないときにも、判別しやすい。接触感染の伝染病だから、海洋国家には地続きでは流行しにくい。飛行機や船による移植が必要です。
今、東京は静かなものです。救急車の音もしません。
都内の救急の先生たちのメールも落ち着いています。すぐ返事がきます。
人数だけは多くなるかもしれないので、粛々と準備と対応は継続しています。
国は昨日、地方の休止要請を休止してもらう指示をだしました。
休止を休止してよいとのこと。
国からの指示は休止しないらしい。
終わりを知っていると、始められる。
物語をつづれる。
なぜ、いま、だれがそんなことを言っているのか。
少し眺めていると、よくわかると思います。
ひょっこり真実が顔をだしてきます。ピチョン君みたいに。
日本経済だけが心配です。
身をかがめて声を鎮めてやり過ごそうと思っています。
巣穴からチョットだけ顔を出すモモンガみたいに。
次のジャンプのために、かがんでいると考えたい。
日本がポストコロナで自滅して、独り恐慌にならないことを願っています。
そして医師が宴会や旅行とかでポジティブになって医療の自滅崩壊が来たりしないことを願っています。お家でニンテンドーしていれば伝染つらないのに。しょうもないなぁ。平和です。心に余裕をもって、静かに暮らしましょう。
累計数よりも、国民の新規発生患者数と死亡者数を含めた重症者数が重要です。累計数には治癒した既往の人数も含まれます。たぶんメディアは、一番大きな数字を必ず報道します。惑わされないようにしましょう。
worldometerでは、死亡者数が頭打ちになっていることがわかります。(Total corona virus deaths in Japan)
終わらない感染症はありません。きっとピークは小さく終わるんじゃないかと予想しています。そうすれば、ゼーレのセカンドインパクトも不発に終わったということ。
この経験を活かして、日本の公的保険医療を縮小して保険医療を海外に売り渡して混合診療にしていくことを、国民皆で反対していきましょう。いざという時に私たちを守ります。
高額医療で保険診療よりももっと身を守りたいと思っているお金持ちの人にとっても同様です。公衆衛生が保たれなければ伝染病にやられてしまうわけだから、自分たちだけが高額の良い医療を受けられるとしても無意味になります。ウイルスは、人をお財布では選んでくれません。
国土に、ウイルスが蔓延しにくい国民皆保険というシールドを堅持する。ワクチンの公的負担という路線を堅持する。
国民皆保険制度は、ミサイルや戦闘機以上に人命を守ってくれます。国防に役立ちます。もしあと1-2週間同じ状況が続くなら、説得力が変わってくるでしょう。
あちらこちらに作られる検問所よりも、国民皆保険。
落ち着いているのに警察の人々が街角に溢れないことを祈ります。日本をそういう国にしようとしている恐れを感じます。静かなのに、市民よりも警察官の方が多くなる街は悲しい。人々がカケラの一つに過ぎなくなる。僕の予想の一つです。
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