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2020年4月 4日 (土)

失われた呼吸器5000台と2500ベルと諸行無常

Photo_20200404125801
200億円。

呼吸器一台400万円。

200億円=人工呼吸器X5000台。

チョウチンアンコウも高価で2500ベル。
リュウグウノツカイとともに、たくさん釣った。うれしかった。
地面に水槽を置くと、明りにスイッチを入れられる。夜の水槽は美しい。

人工呼吸器はメインテナンスすれば長く使えるし、ME室にしまって置ける。
チョウチンアンコウもリュウグウノツカイもフクロウに頼んで博物館に展示してもらえる。
美しい魚たちとして。
どちらも僕らの財産として残る。
購入した人工呼吸器は、流行が終わった後、いざという時の公共のメカにして各地の日赤などにおいておいても良かったかもしれない。

使ってしまって無くなってしまうもの。
多くの人命を救うはずだった5000台の呼吸器はケムリのように失われてしまった。
せっかく撃ち落としたのに、海におちたプレゼントのように。

国産開発のアビガンは、無料で国外に配布される。

僕らは、保存がきく人工呼吸器や水槽の美しい魚たちが欲しかった。
治療薬アビガンを使って国民が無料で治してもらいたかった。
あげるぐらいなら、これからも。

すでに済んでしまっていること。そんなこと。
そんな国に住んでいるということ。僕らは。

無駄を支えるための僕らの存在。

天引きされる税金。

収入減、

でも。

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