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2020年6月28日 (日)

第2波がくることより熱中症に注意

20200627-214851

今日は、簡単な図を掲載しておこうと思います。

アメリカの流行と死亡者の図です。

デモの3密の影響もあり、アメリカに第2波が襲っているようです。

ところが、死亡者をみると激減しています。

流行に遅れて、死亡者が増加する可能性は否定できません。
けれども、再増加に転じた6月初旬からすでに3週間が経過しています。

このように、検査が充実して見た目感染者が増えても
重症者が増加しなければそれでいいのです。

このウイルスは、流行り始めた時から国々によってどのようになるのか、
ある程度「運命づけられた」ウイルスだったのだと思います。

検査数をものすごく増やしても東京の発症者の増加は微増しただけでした。

さらに、ウイルス疾患は治って総数は減少します。

発生数と回復者がほぼ同数なのでその時点での陽性患者さんが増加し続けているわけでもありません。
発生しては重症化せず完治することを繰り返しているだけです(New Cases vs. New Recoveriesをご覧ください)。

これまで、似たウイルスに国民がさらされていたのか
医療体制はどうなのか、そういったパラメーターで決まってしまっていた。そう考えるのが自然です。
日本では、発症しては治ることを繰り返しているだけです。
そして、増えては減るという動的平衡のパラメータが1日数十人という少数ということだけです。

人間のやれることが少ないということに、もっと謙虚になるべきだとおもっています。

不安に思わず、暮らしていくことにしましょう。
湿度も高いので、熱中症対策の方が健康のために重要です。

人が少ないところなら、マスクを外し気味にして健康に留意していきましょう。

日本ではさざなみかもしれない遠い未来の第2波を心配するより、
今、目の前の熱中症に注意するほうが大切です。(追記6月28日)

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