私たちには、大切なものを私たちのものにしておく自由がまだ残されている
私たちには、私たちの時間と考えを私たちのものにしておく自由があります。
コロナの流行が終わり、コロナ被害とコロナ恐怖だけが続いています。その中で、これからトレンドになることを予想してみます。
ハラリ先生は、「国民の生体認証データを収集するようになれば、国民が自分の個人情報を自分で知るより」他者が知る危険性を語っています。私もご縁があった河出書房のサピエンス全史を読むと、より詳しくわかります。
携帯の情報から「あなたはコロナに濃厚接触されました、疑い患者です」あるいは「新型ウイルス疑いです」と言われてしまい、「公衆衛生のためです、国民の命のためです」といきなり有無を言わさず隔離される可能性を秘めています。元気でも。
また、流行していた時、「ウイルスをまきちらす」といって混乱を狙った人が世界中で後をたちませんでした。いたずらに濃厚接触することを排除できません。
携帯にインストールした私たちに情報を渡すかどうかは、ソフトを管理している人に委ねられていることを忘れないようにしましょう。なぜ、コロナは地震のように、ドコモやAU、ソフトバンクといったキャリアそのものが責任をもってアプリを公開しないのでしょう?
昨年2019年、東京に5月21日に大雨が降ったことを憶えているひとはいないでしょう。何回もその後くる台風の大雨のさきがけになった大雨でした。いつまでもその大雨のことを話しているようなものです。いつまでも、その大雨の思い出を語るひともいません。
実は、必要な情報のほとんどはラジオだけで十分と言われています。危機的情報は、ダウンロードできれば良くて自分の情報をアップロードは任意でいい。昔も今も変わりありません。
ソフトをインストールして、積乱雲が自分に近づいたらアラートを鳴らすようにしていたら夏にはおちおち外出できません。朝、情報を得て傘をもてばいいだけです。
いろいろな作業をすると、常に思考がそちらに奪取される。いろいろな作業をしないと「取り残されてヤバいんじゃないか」と思ってしまう。自分の貴重な時間と脳の働きを、自分のものにとりもどしていきましょう。
昨日、巨大な土木事業で良いことが一つもなかった漁業、農業の方の報道がなされていました。土木工事をした人は、もういません。物事は、やっている側に利があり、利用する人は利よりも大きなものを相手にあたえてしまうことも忘れないようにしましょう。
まだ、私たちには、私たちの時間と考えを私たちのものにしておく自由が残されています。日本は、まだ強制されない自由がある国です。
そのことを忘れないようにしましょう。
たとえば、中国ではで携帯のSNSソフトウエアに打ち込んだ文章の内容と顔認証監視カメラが組み合わされています。そこに、生体情報まで自分で提供する意味があるかどうか。
僕は否定も肯定もしません。よく考える時間が用意されています。焦る必要はありません。その場で決める必要もありません。大抵web上に公開されていてあとで作業できます。このような世の中なので、ニンテンドーやPLAYSTATIONの情報が流れてしまうと、僕の個人的なことが他の人にもわかります。SWITCHの抽選に外れてしまった日時とか。
大抵自分にとって良く無いものは、不安にさせて焦らせて急いで決断を迫るものです。この掲示をみたら忘れる前にすぐに、とか。
「あと30分しかありません。セールで安いのは今だけです。すぐ申しこまないと、あなたは損します。今すぐお電話を」みたいなもの。ゆっくり探すと、同じものが他社からもっと安く販売されていることもよくあります。人間が考えるには時間が必要なのです。脳はいつだって不完全。
落ち着いて調べることが大切です。写真だけとっておいてあとで考える時間があったときに、判断すればいいです。不安だったらアンインストールして、必要に応じてインストールすればいいだけ。もう、コロナのことはわすれて、流行り始めたら考えることにしましょう。
自分で判断する自由が日本にはまだ残されていること、その判断を自分でして良いという大切なことをお知らせしました。
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