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2020年9月18日 (金)

ARMとRISC-V / 自由が持つ地平無き無限の発展性

ソフトバンクがARMをNVIDIAに売却しました。

NVIDIAがCPUが欲しいのは理解できる。

僕は、ソフトバンクが儲かることが確実なARMを売却したことに震えた。
新しい未来が来るからだ。

一つの企業がCPUのエコシステムを独占するアーキテクチャの限界を飛び越えようとしているのではないか。

僕は、そう予想する。その道の専門家ではないから間違えているかもしれない。

RISC-Vの自由なスケーラブルな未来に、飛び立とうとしているのではないかと考えています。

素晴らしい。

もともと孫さんは、既存の枠組みを壊して未来を作ることだけに専念してきた気がする。
運よく生き残ったものだと本当に感心してきた。

またやってくれたのかもしれない。

日本では同じ円の中を
できるだけ綺麗に塗りつぶそう、とか
色を変えてみよう、とか、塗り方を変えてみよう、とか
チマチマしたところを何周もしがちです。

そして、微細な差異をホメたりけなしたりする。

意味のないこと。

そんなことしている間に
隣に、より大きな円を描かれたり、
自分の塗りつぶした円の上に大きな多角形が描かれてしまえば、
それでオシマイ。

ソフトバンクは、大きな多角形を描く資金を手に入れたのではないかと思う。

小さなマシンもスパコンも同じ設計のCPUで動く未来。
線虫から人間まで神経システムが連続しているスケーラビリティに似ていて、
生き物を感じる。

色々な人が色々な試みをして、淘汰されるのも、生き物に似ている。
あまり、そういった考察は見ないから、やっぱり間違えているのかなぁ。

ARMがどんなに成長しても、無限のRISC-Vの未来にはかなわない。
誰モノでもないLINUXのようなオープン環境。
それが、これからの世の中だ。

成長するかもしれない古い価値観を捨て
不果実な未来に挑戦し続ける姿勢は美しい。

僕は、勝手にそう思っている。

もし、ソフトバンクがRISC-Vコンソーシアムに関連して何か始めれば、僕の予想は当たったといえる。

良い世界になった。
みんな、サイバースペースでは平等だ。
ハードウエアの建設者にさえなれるのだ。

統治局もセーフガードもいない。平和な世界だ。

 

僕は分野は違うけれど、新しい多角形をたくさん描きながら
疾走していきたいと思っている。

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