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2020年10月 9日 (金)

サイエンスとネイチャーが日本のレジ袋を救いに来た日

Sciencnaturecheer

なんと、ネイチャーやサイエンスが日本の学術会議や科学界の独立性を支持する表明をしました。

☆☆☆

日本では、トップの方はレジ袋を語っています。

また、コロナでは国民を恐怖に連れていくために、とっても元気だった偉い学者の皆さんたちは沈黙しています。たぶん、とっても忙しいんだと思います。この件に関しては、多忙が続いてコメントがうかがえないことを予想します。

僕は、一斉にアカデミズムから色々な意見が噴出するかと思ったけれど、水を打ったように静かです。無音に近い。
不思議なことです。

日本ではレジ袋と沈黙&無音ですが、海外の方は鋭敏に反応しています。

面白い現象なので、絵を描きました。
おとなしいレジ袋を持ったヒツジです。メェメェ。

☆☆☆

SCIENCEサイエンスの記事はこちら。

Natureはさらに踏み込んで、

Why Nature needs to cover politics now more than ever 

と米国の状況も含みつつ、科学と政治について議論しています。

 


☆☆☆

このどんどん前に進んでいく実践的な性質は本当に素晴らしい。

何が正しいか、どちらが正しいか、どちらが折れるべきところなのか、そういうことではありません。


「これからどうしていくのか?」を新しく作っていくことになります。
Natureの記事も、状況が変わっていくことにあわせて「これから僕らは、科学の独立性や正しさを主張したいから、もっと政治に注文をつけるよ」という内容です。

 The principle that the state will respect scholarly independence is one of the foundations underpinning modern research, and its erosion carries grave risks for standards of quality and integrity in research and policymaking. When politicians break that covenant, they endanger the health of people, the environment and societies.

美しい文章です。

その前のパラグラフで学問は、autonomous自律性をもっているとも述べられています。
もし、功利的に政治が不用意な介入を行えば、それは grave risks 重大なリスクとなり、 endanger the health of people, the environment and societies 人々の健康、環境、人間社会を危険にさらすことになる。

そう伝えています。

☆☆☆

当事者の日本の科学者は沈黙。

人々が怖がっているときに、鞭うつように東京は死人の山になると脅すことには饒舌。しかもブラフで誤りだった。
ファクトとして起きている科学界の危機の時には沈黙。

 

ファクトに基づき正義に忠実な行動を示すことは頼もしい。
NatureやSCIENCEの凛とした孤立したり対立しても譲れないものを自律して語るところに、美しささえ感じる。

僕は、昨日書いたようにNatureやSCIENCEと同じ考えだ。

それが、世界と日本の真の差だとおもう。
いや、イミテーションと真なるものの差かもしれない。

こういった出来事は、それぞれの本質を明らかにします。

 

☆☆☆

追記・・・

夕刻、編集長さんと会話しました。

学者さんは、冷静に国民に話をして理解してもらうべきだよね、という話でした。
きちんと存在理由があるならそれを伝えればいいだけ。

昨日僕が、説明する必要があると感じたのはそういうことだったんだ、と思いました。

直観的に先に結論が判ることの方が多いので、対話というのは大事なものだと実感しました。

 

さらに追記・・・

神経内科の大先輩の、金沢一郎先生(故)も学術会議会長さんだったことを知りました。

神経学会のお仕事や水澤先生(国立神経精神センター、前教授)の関係でもお会いしていました。別件でもご一緒したこともありました。

穏やかな親分な感じと握手した時の分厚い手の感触を思いだしました。

懐かしい。

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