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2020年10月29日 (木)

朝のスタートダッシュ / 一つ一つの作業が生活そのもの

Coconut1

前の日から冷蔵庫で低温1次発酵させておいたココナッツのパンを焼きました。
190度で15分。白くしたいので、低温でゆっくり焼いたりしています。


シスコのココナッツフレークが真っ白で優秀。香りと食感がよいので、パンに活かしたいと思いました。真っ白な良い香りの柔らかいパンを目指すことにしました。レシピは無いので、手探り。

粉砕して通常のバターロールパンの生地に練りこんで作りました。
とっても美味しい。ビギナーズラック。家族も喜んで、すぐに売り切れました。残りはクリニックの昼ごはんに。

Photo_20201029100201
練りこみと1次発酵中に、フレークが水分を吸収して思ったほどサクサク感はなかったのがカイゼンの余地ありです。

併行して骨付きマトンをローストして、圧力なべでマトンカレーを炊き込みました。夕食のための準備です。圧力なべは密閉されているから、いじらないで加温して置けばオートクレーブ後の大きな缶詰みたいに無菌に保てます。

クミンシードをたくさんいれるのと、仕上げの時にガラムマサラとかほかのスパイス、シナモンを入れるととてもいい。野菜は根っこからヘタまで皮ごとみんな使っています。キャベツの白菜の芯は甘くておいしい。ピーマンのワタは種の香りが高い。

ラムやマトンカレー自体の水を少なめ辛目にして、食べるときに生クリームを追加すると中央アジアから地中海に渡る砂漠の民の食べ物みたいになります。僕は野菜だけでほとんど水を足しません。白菜で水分量調節したりしている。

Matoncurry

パンのオーブンの予熱切り替えを確認して、朝のシャワー。

出来上がった洗濯物を干して出発しました。

順番としては、一番時間がかかる洗濯機のを開始して、1次発酵が終わったパンを出し2次発酵、カレーの材料の肉類をグリル、皮ごとジャガイモのレンチン過熱、カレーの煮込み開始、2次発酵後の成型ベンチ、ジャガイモを出してオーブン予熱してパン焼き開始、コーヒーメイキング、シャワー中にパン焼き上がり、カレー味見して再加熱して火を消す、洗濯もの干す、みたいな感じの流れです。

僕は勝手に白米より皮ごとジャガイモがカレーや肉に合うんじゃないかと思っています。

作業終了までの時間が長いものを前に持ってきて、いくつかの作業の待ち時間の中に他のものを重ねていく組み立てはレゴブロックのようで楽しい。出かけなくてはいけない時間は決まっているので、それぞれの作業をコンパクトにしないといけない。

時間が不安定になる特に発酵ものの安定性が鍵になる。

作業が終わると、昼夜のおいしい食事が出来上がっています。太陽で乾いている洗濯物も気持ちいい。仕事している間、太陽と風が仕上げの作業をしてくれていると思うとうれしい。

少し遠回りして走ってから駅に行きました。普段から走れるSalomonやTimbuk2などのリュックとシューズで通勤して機動性を保つようにしています。薄いカッパもいれているので、少しぐらいの雨なら問題なく全天候型。

寝おきに目をつぶってやるべき手順の順番を組み立てる。少し早起きしたら、そこからスタートダッシュで作業を始める。日常の保清や食事の準備を完了し、日差しを浴びつつ仕事へと走る。

一つ一つの作業を丁寧に行うことが、生活そのものなんだと思っています。リズムを生む。
スクレーパーやボウルを洗うとき、手を打つ透明で清冽な水の流れを眺めつつ考えていました。

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