コーヒー豆を炒る / 日々の喧騒を離れて
洗濯と掃除を終えて圧力鍋をかけて棚を整理していたら、コーヒーの生豆がでてきました。複数の産地のもので一種類ずつ炒(い)って楽しんだりしていました。
忙しくなってしまったので、いろんな大きさの豆を一度に炒ることにしました。
小さい豆から焙煎がすすむので、本当はあまり良くない。
自分で飲む用のものなので、ムラがあっても構わないです。均一でなくて、野性味あふれていてよいかもしれない。
大学時代から、地元のコーヒー豆屋さんに教えてもらって良く豆は煎っていました。エプロンして、小さな店のボランティアのお手伝いもしていました。その代わり、いろいろ教えていただきました。当時は、炭焼きコーヒーなんてものが流行っていました。
煎りたての豆で、コーヒーをたててみました。焙煎直後のスモーキーな感じがいい。
圧力鍋の料理が出来上がるまで、文章整理を続けました。ローレルのほのかな香りと、強めのコーヒー豆の匂いが合わさるのもいい。
火加減を調節しながら豆の色が変わっていくのを眺めるのは楽しい作業です。シンプルな生活の中に、ひとつひとつ小さな良いことが眠っています。単純作業は、脳を上手に休ませて新しいものを生み出す力を与えてくれます。
いろいろあっても、ファクトはひとつ。豆に決められた熱を与えれば、美味しいコーヒーになる。お茶にはならない。決められた時間に豆のはぜる音が間を置いて起きてきて、焙煎の香りが始まり終わり時を考え始める。いつも一緒。
良いものはシンプルで美しい機能美を持っています。
科学はシンプルで嘘をつかない。
深煎りしすぎると香りが飛んでします。僕は、少しオイルがうき始めたぐらいの酸味が残された微妙なところが好きです。豆自身の温度ですこし炒りがすすみます。それを計算して火を止める。
自分の好きな焙煎深度のコーヒーで論文を読むのも良いものです。
この豆は南米産。トップノートのスミレやヒノキのような植物系の香り(焙煎から時間が経つと無くなってしまう)とほのかな苦味の後に、甘みが追いかけてくる。暖房は最低限にしているから、カップから湯気と香りが朝日に立ち上ります。冬の楽しみ。
冬は乾燥してカゼが流行るだけの嫌な季節なんかじゃない。
幸いなことに、数万人に1人の確率なので多くの都民の周りにはコロナはいない。
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