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2020年12月23日 (水)

指定感染症レベルの呪縛 / 私たちは私たちを守ろう

Poshitei

コロナのPCR陽性者数ゼロを目指すことは無意味。

封じ込めもできないのでクラスター追跡はすでに破綻。

やるべきなのは指定感染症レベルの解除で、通常感冒として扱うことです。

今でも保健所は濃厚接触者追跡をしている。何のために?目的無き無限の戦い。

ベテラン医師になると、だいたいわかる。仲間からのフィードバックもあるから判断も正しくなる。
コラムにもブログにも何回も書きました。

異端の意見のようにみえただろうけれども、皆を守るために頑張って書いてきた。こういった感染症には人間ができることは限られている。

弱毒拡散型ウイルスであるコロナ。封じ込めやコントロールできるというのは、自然減少の発露の一つであるウイルスに対して謙虚さが足りないと思う。

PCR陰性でも、陽性者の近くに居たら濃厚接触者として排除する現場。対応できる医療機関、医療者の数を絞っていること。

そんなことしていたらパンクするのは目に見えている。何をしたいのか?今さら封じ込め?

街角PCR陽性者は野放しだ。場所によってはクラスターであり、場所によってはそうではない。濃厚接触者も追いかけたり放置したり。

インフル並みに扱う時期がきたのではないだろうか?
(ずっと2月からウイルスは変わっていない。だから、最初からそうだった。壮大な幻覚だった。)

僕ら自身だって、1年以上経過して獲得免疫力が増しているだろう。

日本はなし崩し的にしか変化しないディストピアなのだろうか。

専門者や医療者より国民のインテリジェンスの方が高いと考えている。国民を守るのは国民自身だ。

もう一度自分のブログやコラムを読み返してみている。バカにされたり孤独だったけれど、一つ一つが正しかったと再認識されつつあると思う。それだけは、良かった。クリニックに通院してくれた患者さんを精神的にもたくさん守った。

私たちは私たちをまもろう。

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