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2021年2月

2021年2月28日 (日)

笹川先生の動画公開! / 始まりの日

 

鹿児島の薬剤師 笹川だいすけ先生が動画を作られました。

これから定期的にアップする予定になっています。

始まりの日になりました。

昨年からコロナと関係なく作り続けてきたものたち。

さまざまな人々をお手伝いしたものも一つずつ形になっていってうれしい。

僕は、うんちくや理屈を言う口だけでなく結果や行動で残していくのが好きだ。

毎日の診療も同じです。

これからも、一つずつそうやっていこうと思っています。

2021年2月27日 (土)

どっちもどっち / コアラとクマとアバターと

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コアラとクマを考えたいと思う。

人間は何かをしたら何かかわるかも、と思う

コップの水なら1杯と2杯は違う。

でも、海にコップの水1杯足しても、バケツで1杯足しても、何も変わらない。

厳密には変化量は違うんだろうけれど、無視できる差になってしまう。

自然界でおきていることは、人間のやることよりも遥かに大きい。

 

☆☆☆

コアラとクマはちがうけれども、ニンテンドーが作ったものだから、どっちもどっちだ。

このゲームの中の自分も、ニンテンドーが作ったキャラの一つだ。

自然界やウイルスを他者、人間を自然を理解する超越的な別なものと考えるのは間違えている。

観察している自分自身もまた、自然界のひとつだ。

ニンテンドーのアバターのように。

☆☆☆

観察者がまた観察しているものの一部から逃れられない困難さというのは、哲学の一つの分野になっている。

社会生活を送る人間が、人間社会を観察するということは、逃れられない困難さを有している。

地球が自転して公転しているというような自然科学には人間の約束事を超えた真理がある。

数式や定理のようなものだ。

それ以外は、どっちもどっちなのだ。実はあまり結果に影響しない。

忘れてしまえば、人類史にも残らない。

 

☆☆☆

世界中にコロナは蔓延し、去っていっている。世界中で色々なことを人間はこころみた。

頑張って、それぞれのところで被害を最小限にしようとした。

やれたこともあったし、やれなかったこともあった。

人間が大騒ぎしているときにも、桜は咲き、鳥はとび、セミが鳴き、冬になり、また桜の季節になる。

季節性で終わったけれど、みんなで頑張って終わったのか、ワクチンで減ったのか分からないまま終わる。

季節性なのに、間違えちゃって甚大な被害を誰かが出した可能性なんて検証されない。

僕にはそんなことを考える力はない。そんなことは思いつきもしない。

そんなことより大切なことがいっぱい有る。

 

☆☆☆

もっともっと頑張ったら、より別な人とだったら、より別な世界だったら、もっともっとお金があったら、より良いかもしれないと人間は思いがちだ。

けれど、きっと、どっちもどっちなんだろうと思う。それ以上に苦労が増えるかもしれない。

だから放置だ。

アイドリングストップは、ガソリンを節約しているように見えるだけだ。EV車も蓄電池を作る際の地球への影響は大きい。

どっちもどっちだった。

今起きている、今生きている時間や生活を大切にすればいいと思っている。

自己研鑽の散歩をしつづければいい。

 

☆☆☆

 

 

対立して内輪もめの自滅も、消耗に過ぎないから避けるべきだ。

仲良くして摩擦を減らすことが効率的だ。

無理ない範囲で自分の好きな空間で頑張ればいい。

未来はそうやって作られていくんだと思う。

コアラとクマを考えているつもりでも、自分もアバターの一つに過ぎないことに謙虚になろう。

自分もまた、その世界の自然界の発露の一つに過ぎない謙虚な思いが大切だと思う。

2021年2月26日 (金)

日本とアメリカとブラジルと / 世界的に収束そして同じ形 / 100も1000も一緒

おはようございます。今日は、世界のコロナ(wordometer)をみてみましょう。

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米国のコロナの流行は現在、こんな形になっています。頑張って対策しています。

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ブラジルはこんな形。国の実情から何もできなかった(しなかった)ことで有名です。それでも収束に向かっている。

20210226-42804

そして日本はこんな形。

重ね合わせるとこんな感じ。

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縦軸は数倍〜何十倍も違うけど(同じ縮尺にすると日本のグラフは消えてしまうぐらい少ない)、同じ形です。こんなに小さい波の中での1億400万人のうちの200や300、1000の単位の陽性者の変動なんて何の意味も持たない。

数十キロある体重の数百グラム増えたり減ったりする検査値の変動範囲内と一緒だ。

全世界でコロナは同じ振る舞いをしている。

僕の11月のコラムに書いた予測と組み合わせたのがこちら。

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☆☆☆

2年前年末のカーブから、今年の冬も全て大体予測通りでした。

冬の間に収束した昨年のオーストラリアのカーブも参考にしました。既にアジアオセアニアでは、新型コロナは人々にとって季節性に変化したと考えていたからです。

このカーブを計算した専門家はいませんでした。現在、毎日数万人陽性者がでていることになっています。間違い。

人々の恐怖にしか役に立たない「暮らしを破壊する計算式」。今後の正確な流行には無益無用なことを覚えておきましょう。学問として成立しても、リアルな世界の予測には役に立たない机上の学者の自己満足の計算式。往々にしてそういう学問は存在します。

 

☆☆☆

まとめると、こんな感じ。

☆世界的に収束する同じ振る舞いをしている
☆アジアオセアニアは桁違いに少ない
☆日本の被害も、西洋に比べるとはるかに少ない

ことがファクトです。

日本が今後何をしても、このトレンドはきっと変化しない。

何かがきっかけになって、世界の潮流と異なって日本だけ他の振る舞いをするとは思えない。

世界中の北半球の人々が同じタイミングでカゼをひいて、流行がおさまっていっている。

ただそれだけのことです。

 

☆☆☆

世界中の流行を重ね合わせた報道ないでしょう?そういうことはしないんです。

感染の可能性がほとんどない大多数の国民にとって、感染しても滅多に出ない後遺症より大切なことじゃないでしょうか?

ずっとそういうことだったんです。

世界から見たら、日本の陽性者数なんて遥かに小さなものでした。
1億人以上の国民ので1日数十、数百、数千の陽性者数(発症していないPCR検査結果のみ)なんて大流行にも入らないかもしれません。

毎日数万人「発症」のインフルの対応にあたってきた臨床医の先生は、みんなそう思っていたことでしょう。
コロナはPCR陽性者数です。

 

☆☆☆

流行りやまいでどれぐらい被害がでるか、という指標に「超過死亡数」というものがあります。
コロナのインパクトが日本ではあまりに小さかったので、みんなの予防策による死亡数低下が上回ってしまっています。

そのうち国民に恐怖シャワーを浴びせる当番ではない、良心的な別な専門家さんが分析してくださることでしょう。報道されないかもしれないけど。

僕は、オリンピックや復興のために別な当番の先生が出てきて欲しい。同じ人がでてきたら2枚舌でしょう?もっと見たくない。

集団ヒステリーが収まった後に考えてみると、どの方も冷静に考えられるのではないでしょうか。

1年前から同じことを淡々とお伝えしていただけです。何も持たない町医者の方が現場の兵隊だから正しかっただけです。映画でもよくあるシナリオです。

基礎医学やったあと大学で医学生教えたり看護師さんや栄養士さんの先生をしている町医者もいるので、単純比較はできないかもしれないけれど。

日本のこの数なら現実的には、すれ違うことも出会うこともない。ウイルスに出会うことがないから、感染することもない。
日本に長く暮らしている人なら、万が一感染してもほとんどの人が気がつかないで終わってしまう透明なウイルス。
子供たちは死なない弱毒ウイルス。強毒なら、幼年者から被害が広まる。

そういうことだったです。

「ウイルスの振る舞いは、人間の語るフェイクの小説より奇なり」です。

恐怖シャワーをかわして、悪意ある人々の被害からまぬがれましょう。ファクトに従って暮らす方が楽で豊かになります。

外務大臣さんも今頃になって、目が覚めたようですし。

ただそれだけの話です。

2021年2月21日 (日)

おだやかな日々 / イメージの実現化 / 不安と恐怖からの解放

Morningsp

今日の早朝、書類を郵便で出しに行きました。

久しぶりに宿題のない週末。

年末からずっと、週末は何らかの宿題があったので字を打ったり会議やYOUTUBEに出かけたり、取材に行ったり。

木の上に昇る朝日をみて考えていました。

 

☆☆☆

コロナはゼロに近い状態だけれども、催し物のために念を入れて制限が無期限に続くのみになりました。

ウイルスに接触する可能性は極めて低いので、言われた通りに生活していれば問題ないと思っています。

ワクチンも順調に接種が進んでいます。専門の先生にお伺いした通りの保存方法になるようです。ファイザーが、長期間でなければ−20で大丈夫なように申請しているとのこと。遠距離流通でなければ、ベクターに守られたRNAは−20度で保存できます。すでに昨年末コラムにお書きしていました。

いろいろなことが落ち着きつつあると思います。

先週初めに問題について、リモートで話し合って感覚のズレの調整をしました。

仕上げモード。

 

☆☆☆

インターバルトレーニングのようです。HIITのような短時間全力疾走後のアクティブレスト。

本のお手伝いのために、診療前早朝6時ごろに文章校正を終了し返信したこともありました。朝型でなければ間に合わなかったかも。

週末は診療の合間にリモートでやりとりをして方針決定。豊かな未来予想図も描けました。

こんなふうに仕事速度を上げなくてはいけない時には、ゾーンに入っているから突破力はある。でも、ゆったりとした思考の成果は得られない。

時間がないとできないことたちを終わらせました。豊かな時間。
自分で炒ったコロンビア・スプレモ。香ばしさと酸味、後味にわずかな甘味。

大切な人々に手紙を書き、メールを打ち、来週の取材の準備もしました。

みんなで作ったものがあるから、その先にいける。

 

☆☆☆

ものごとは、ビジョンができれば実現できます。僕は、ビジョンを形にして色々なものを結実してきました。

でも僕一人にビジョンが見えても、共同作業では実現できない。九州、中国地方、東北地方、東京、と日本の離れた地方の人々と同じビジョンを共有して作業にあたれるというのは、エキサイティングなことです。

しかも、職業も得意分野もみんなちがう。必要とされる最新医療情報と今後の動静予測を論文や資料と共にお伝えして、共同作業にあたっています。医療業界でない方々とお話するのは、批判が勉強になるしエキサイティング。

カッティングエッジな未来づくりには、入力系の「感覚」「アンテナ」と出力系の「説明力」の両者が必要。

イメージを形にする作業は、それぞれの人の無から有を生み出すクリエイティブなオリジナリティがエンジン。

二番煎じでも凡庸でも、だれかをけなしたり攻撃する不毛な不平不満でもありません(ADOちゃん風に言えば)。

放蕩のための欲望ではなく、社会に還元するための良き仕事の充実感。

物も承認欲求も人のこころに満足を与えない。無限の欲求不満を産むだけです。

ワクワクする未来をみんなで実現。ひとつずつ。

2021年2月19日 (金)

「これ、もしかして アレルギー?」 / 佐々木欧先生の本が出版された日 / 内容が密な本

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佐々木欧先生の「これ、もしかして アレルギー?」が出版されました。

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なんと! たくさんある全国のファミリーマートで購入できます。カワイイ!

そしてさらに、さらに、内容ものすごく濃いのに560円。ほぼワンコインという奇跡的な価格。

暖かくなり花粉症が始まりました。つらい。

僕も、アレルギー専門医さんの最新の話を拝見して勉強になりました。さすが東大の先生。

アレルギーを放置すると風邪をひきやすくなります。
また、咳喘息もアレルギーの治療が効果を持ちます。

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アレルギーは、現代病の一つです。

秋葉原駅クリニックは、アレルギーと頭痛という現代社会の働く人が悩む病気のクリニックです。

管理栄養士さんも常籍していて、メタボの相談もしています。お薬を減らす「減薬」を目指しています。

一緒に医学会発表もしてきました。その総合力で、クリニック外の人々とのコラボも形になっています。
コロナに負けないで、ずっと作業を続けてきたので遅れることなく一つ一つ形にして生み出していけそうです。

多彩な人々が協力して人々を守るために頑張れるのは、とてもうれしいことです。

佐々木先生に、おめでとう!の祝杯プレゼントをした日でした。

2021年2月18日 (木)

新しい希望と繁栄の季節がやってくる

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春が近づいてきています。

スズメやモズも、ハクセキレイも見かけるようになりました。

コサギも元気に歩いています。水草の新芽も出てきました。

日当たりの良いところで、カモも水浴びしています。夏の朝にもよく見られる風景。

 

☆☆☆

人間界の大騒ぎをよそに、季節は普通にめぐってきます。

ウイルスもやってきて、去っていきました。

人間の喧騒なんか、自然界で起きているたくさんの奇跡の中の僅かな現れのひとつに過ぎない。

我々の知らない土壌の放線菌や海底の高圧に耐える細菌類は、人間がいてもいなくても存在し続ける。

鳥たちも、環境に適応して生きていくことでしょう。

 

☆☆☆

そうであれば、私たちはストレス少なく生き生きと暮らすと良いと思っています。

生き物の一つとして人間を考えながら、元気に暮らすことが肝要だと思っています。

優劣の比較からフリーな世界。

それぞれの人が、それぞれの音楽を奏でればいい。

僕はそれを聴いて感謝しつつ心を鎮めてゆったりする。

 

☆☆☆

昨年、人々を励ましながら減速せずに続けられた仕事たち。

つまづきそうになった仲間達と合流しました。

色々な会話があった。たくさん覚えている。

 

コロナになっても一緒に仕事していいんですか? もちろん、カゼひいたこと覚えている人いますか?

マスクがなくて夫が仕事にいけません。 大丈夫。常備しているマスクやアルコールをお分けしましょう。ものが売り出される日時を予測して逆算できますから。

こんな年に赤ちゃん産んでもだいじょうぶですか? もちろん。生まれた時にはみんな思い出になっています。

お客さんパッタリ途絶えてしまいました。店閉めた方がいいですか? ウイルス自体の被害が少ない日本では、流行のカレンダーを作れます。経済を回す潮流がすぐにやってきます。

ブログに書いているファクトをコラムにしませんか? 希望の文章を書いて良い機会を与えてくれて感謝します。

 

☆☆☆

僕らは全力でやれることをやった。

真っ暗闇の中に希望の閃光弾を打ちあげ続けた。

真っ暗闇の中で絶望の水を大量に送り込む人々をかわしながら、希望の暖かな土地を示し続けた。

人々を苦しめた彼らは、自分にはウソをつけないから心を苛み(さいなみ)続けるだろう。

社会を壊そうとしたのは、ウイルスではなく人間だ。

あるいは他人の恐怖を元手に、唾棄すべき僅かな金貨を手にしたかもしれない。

僕は関知しない。詮索するエネルギーすらもったいない。

 

☆☆☆

今年も春になり小鳥たちが小さな卵から誕生し、幼鳥が巣で親鳥が運ぶハナバチや小さな昆虫を餌にして育っていくことでしょう。

僕らは、今年もまたたくさんの春の花々にもであうでしょう。

良き魂を持つ人々に新しく出会うでしょう。

 

深呼吸しよう。

旅に出よう。

人に会おう。

そして、楽しい話をして笑いましょう。

スプラトゥーン3


来年になりそうです。
スプラトゥーン3がやってくるようです。

乾いた明るい太陽がとてもいい。

たぶん、日本の景気が上昇し続けている最中。

自分でコントローラー直せるようになったし、楽しみです。

今のうちに、エイムを鍛えておこうと思います。

2021年2月17日 (水)

新型コロナワクチンはなぜこんな短期間に早く作ることができたのか ?

Coronavaccine1

 

たくさんの患者さんに、「なぜワクチンこんな早く開発できたのですか?」「急に作ったもので大丈夫ですか?」という質問をいただいています。

こちらに「新型コロナワクチンはなぜこんな短期間で大量に作ることができたのか 」という記事を、専門の位髙先生に取材して昨年のうちにお書きしています。

もともと、他の最先端の治療方法として確立されつつあった技術でした。

それが、ワクチンとして登場してきました。その経緯を記しています。

技術自体は慌てて作ったものではありません。

たくさん作れる理由も書いています。

まさにそこが「安全性と生産性(safety and manufacturing)がmRNAの国際会議でのホットな話題」だったとのこと。

ご参考のほどお願い申し上げます。

2021年2月15日 (月)

マッチとポンプ / 喉元の刃やいば

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「自分のせいで周りに迷惑」 コロナ感染 自宅療養の女性が自殺 

という報道がなされました。ひどい話なのでリンクもしたくない。

マッチとポンプ。

メディアが好き勝手世の中に恐怖を放火してまわっておいて、心のケア? なにいっているんだろう。
少なくとも、メディアはホントは心のケアをやるつもりもないし、できないし、語る資格すらない。

どの口がいうか。

子どもが自殺したり学べなくなったりした。コロナは子供に影響はほとんどが無かったはずだ。

繰り返しになるけれど、どの口がいうか。

☆☆☆

日本は、日本のコロナを考えればよかった。去年の時点でもうわかっていたはずだ。
それにこのウイルスは不顕性感染が多すぎるウイルスであることが最新データで明らかになっています。発症しない人が発症しないひとをたくさん生み出していく。発症しなければ病気でもない。そして集団免疫が成立して流行が終焉する形をとる。

たまたま、陽性が見つかったからといって何なのだろう。症状がないなら病気でもない。

病気でもない人をメディアは断罪して社会から分断し、正常な人と感染した人で2分できるような幻想を植え付けた。

本来なら国民に謝罪すべきだ。

これからは、抗原検査無くても自由に出歩いてもパンデミックなんてしない。調べればクラスター見つかるかもしれないが、発症しなければ病気ではないから放置でいい。インフルだって、ノロだって、ロタだって、今どこかでクラスターしているだろう。

 

☆☆☆

季節性になって蔓延している感冒ウイルス。封じ込めることなく散在して蔓延している。追い回して陽性陰性を分ける意味がないことをなぜ報じなかったのか。

「蔓延していますので、症状がある方の起炎ウイルスの同定するときや、必要時だけPCRなどの抗原検査することにしました」が正解で報じるべき内容だっただろう。

皆、したり顔で「心のケア」なんて報道をして回るメディアをどうおもっているんだろう。
「こんなふうにライブハウスがんばってます」とか、「こんな風に飲食店がんばってます」とか、何なのだろう?

少なくとも、ひと月前に国民をどう脅していたかを導入部分に入れるべきだろう。

僕は、静かに怒っています。

ひどい暴力をふるっておいてアザだらけの人に「ケアしておくといいよ」なんて後で甘い言葉をかける行動は、世の中ではDV(バイオレンス)と呼ばれる。

人々をフェイクで追い込んだり傷つけることは許されない行為です。

どの口がおっしゃるのでしょうか?

 

☆☆☆

おちつこう。1年以上そうだったじゃないか。

トップバリュのコーヒーを飲んで落ち着こう。

悲しい。もう、犠牲者が出ないでほしい。感染症はだれのせいでもない。
陽性陰性だって、偽陰性偽陽性があって定かではない。

定かでないものに命をささげる必要はありません。

心ある人々は、人々を救い続けたけれども、十分じゃない。

noteで「木こり」と書いたひとは、色々な分野で存在しました。僕は、少しずつお便りをしていました。ご返事ももらっています。

建設的な仕事をしている人々は存在していました。取材させていただいて昨年12月の初旬にRNAワクチンのコラムも書き終えていました。

遺伝子新型ワクチンについての情報だけでなく問題も質問しています。こうやって、先回りして有用な情報を私行くのが本当はジャーナリズムなんじゃないのか? なぜ早く開発できたのか、なんてことに踏み込む報道も見たことありません。

 

☆☆☆

女性の死は、メディアののど元に突き付けた正義の刃です。

自責の念と、彼らが苦しめた国民の厳しい視線のエネルギーによって
正義の刃の輝きはギラギラと増しながら、ジリジリと距離を縮めていくことでしょう。

苦しんだ人々は、メディアをずっとそういう気持ちで見つめ続けることでしょう。

2021年2月13日 (土)

世界のコロナ新規感染者数、この1か月でほぼ半減 / 復活の準備です

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今日は、誰にも否定できない明るい話です!

「世界のコロナ新規感染者数、この1か月でほぼ半減 AFP統計」という報道がありました。ワクチン登場前からなので、ワクチン接種の影響ではありません。メディアがこのAFP通信を報じるか、じっと観察するといいです。

本日からひと月前、年明け早々からこのトレンドは世界中で観察されていたわけです。

それなのに、このように報道していた。

メディアが事実と乖離しているのは明らかでしょう。

これまでもそうだし、これからもそうでしょう。
執拗に陽性者を追い詰めていたのが、もう思い出になったことでしょう。かわいそうに。

マスク2重にしたいですか?

何だったのだろう?集団ヒステリー?

 

☆☆☆

私たちを勇気づけて前に進めてくれるのは、良き魂を持った人々の声だけです。

日本で1日に何人陽性者がでようと、世界中で大きな流行が去っていくトレンドに変化をあたえません。

世界流行が終わる中で、なんらかのやり方を間違えたからといって日本だけパンデミックしますか?陽性者が1日に数百人増えただけで、大損害?普通の人が考えてもありえないでしょう?

日本も世界トレンドの一つです。

だから、領主が何しようと流行はおさまっていっていったのです。
誰かのやり方が良かった悪かったからでなく、ただ人間は自然現象を確認していただけでした。
多少山の高さを小さくできたかもしれないけれど。

 

☆☆☆

世界から見たら、1日数百人、数千人の陽性者(発症者はそのさらに一部分)の「さざなみ」程度の季節性コロナ流行が終わっていっているだけです。もう、人災にはうんざりです。

最近も国民を痛めつけるだけの、つまらない計算をしている人々がいっぱいいました。全て自然の摂理の前に役立たずの灰になりました。自然を計測する計算式を作ろうとしたけれど根本的に誤りだった、ということです。

地球が丸いか円盤かという問題で、学者たちがみな細かい計算を繰り返した結果「円盤!」と言っていたようなものです。細かい計算はあっているのに、最終的な結論が誤り。数学の設問ではよくあることです。これから使えないということが分かっただけいいじゃないですか。ドンマイ、ドンマイ。

自然の摂理の前に役立たずの灰になりました(リピート)。科学的に論理が致命的に誤っていた、ということです。使えない机上の空論。「国民生活の破壊計算式」は外力により自壊し残念賞に終わりました。

国民生活に大きな影響を与えておきつつそのデータを残さず自ら破棄していたことを昨年海外にも公言されているし(リンク先はロイター報道、英文記事もある)本当に灰塵に帰しました。原発の時に破棄したことと一緒です(Japan did not keep records of nuclear disaster meetings: BBC)。何も残さない。何も進めない。いつもやってくる虚無。ポジティブに考えるとすれば、空即是色。

大量PCRやる前に、いろいろ終わってしまいました。

 

☆☆☆

予定されている連日1万人の大量無作為PCRをやれば、何らかの確認作業になることでしょう。
陽性者大量にいても発症者ゼロとか、なんと陽性者がほとんどいないとか。

僕の予想は、国民が既になんらかの獲得免疫をもっているため「陽性者がほとんどいない」を予想します。ほとんどの人は通年のコロナ感染の一亜型としてやり過ごしてしまった、に一票です。免疫反応が十分でない小児に被害が少ないことを考察すべきです。

安心材料になることを知っていて試行することにしたのなら、為政者は良いブレインもしくは直観力を持っていると思います。もうデータをゲットしているのかもしれません。正しい判断です。

サンプルの取り方によるけれど、特に3月中旬からはゼロに近い水準になるんじゃないかな?余った試薬も消費できるし。

 

☆☆☆

日本の人々は、1.メディアの与える絶望シャワーに耐え、2.効果があるかもしれない自国開発の内服薬を禁じられ、3.物不足をあおられ、4.エボラ並みの管理を強いられ、5.医療システムの交通整理もなされず、6.ワクチンが先進国で最後の方になったのに、みんなで努力して「さざなみ」でやり過ごしました。

実は、じっと日本は観察されていたかもしれません。これほどの逆境をそろえるのは逆に難しい。

でも、日本の国民皆保険制度、ワクチンの整備、日頃の衛生管理、長年培った日本文化が全ての逆風を跳ね返してしまった。

大きな騒乱や争い事もおきなかった。ファクトを伝え続けた人々もいらっしゃった。

私たちの世代を超えた長年の普段の努力の結果です。これが日本の底力なのです。それを誇りに思っていいと思っています。

文盲率も低く、教育度が高い日本人全体のインテリジェンスの高さが自らを守りました。その洞察こそが国民を守る、僕はそう思います。
メディアは自らジャーナリズムを放棄し考察を停止して「無脳」。

だから誰もいわない。日本人の普段からの衛生管理をほめたり日本の保険診療の努力や恩恵を正当に評価した番組、1年通してありましたか?日本の地道なセイフティネットが被害を減らしたのです。それが、建設的な「命を守る計算式」です。「国民生活の破壊計算式」はいらない。

 

☆☆☆

悪魔の笛を吹く人々からは離れ、笛の音を聞かないようにして暮らしていきましょう。

勝手に吹かせておけば良いのです。

世界中で収束していることは、人類に大きな希望を与えるでしょう。

暗闇にしか住めない悪魔たちを焼き尽くす太陽となるでしょう。

私たち善良な国民は、復活の狼煙(のろし)をあげて豊かさをとりもどしましょう。

さあ、準備の時間です。

田を耕し種を一つずつまいて、額に汗して毎日働きましょう。ものを作っていきましょう。V字回復して、より豊かになりましょう。

2021年2月12日 (金)

収束して終息しないけれど、終了 / 国民が素晴らしい日本

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収束して終息しないけれど、終了 についてお話ししようとおもいます。
久しぶりにNOTEに書きました。

収束したらNOTE書こうと待っていました。

こちらのコラムをご覧になってみてください。

昨年の11月、メディアが東京が火の海になると脅していた時に、
私が人々の安寧を願ってファクトを伝えたコラムです。

コロナ陽性者を減らすため
国民みんなが頑張ったことが、絶対ほめられなくっちゃいけないと思って
僕はコラムに書きました。

 

☆☆☆

花粉症、アレルギー治療もカゼの予防になります。

だから一緒に働いている佐々木先生がコロナで大騒ぎ中の去年夏ごろからアレルギーの本を準備してきました。お手伝いしました。もうすぐ出版されます。

他にもコロナ被害を軽減できる方法論があるので、一つずつ形にしていく予定になっています。

 

☆☆☆

長期戦になっても人々を守れる正しい方法論を、協力して形にしようとしています。

悪魔の笛を吹いて人を脅し、今あるものを破壊することでポジションを保つ人々とは全く違います。

新しいシールドを作って人々を守り続ける仕事。
長期戦をストレスなく戦うためのアーマーを心ある人々と皆で作っています。

建設的な仕事、人々の役に立つ仕事は目立たないかもしれない。

だからテレビやメディアに出ないで働く先生も多い。

 

☆☆☆

意味が無いように見える。

でも時期が来ると輝きはじめる。

一つずつ一歩ずつきちんと仕事を丁寧にしていこうと思っています。

絶対、私たち国民は破壊者やネガティブに負けない。

皆で再出発して、適応して、繁栄を築いていきましょう。

共にがんばりましょう!

2021年2月11日 (木)

何気にすごい新潟大学の発表 / NKp-44 CARの開発を報道はスルー / 日本の医療技術の高さ / 若者が困らない国づくり

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今日は休日です。

2つの大きな仕事のための準備をしていました。

ある程度めどがつきました。

必要な書類をPDF化して送付しました。いただいた論文も周辺のものもPDFで全文がゲットできたので複数チェック。

自分の脳みその中で統合しました。いろいろな疾患におけるホルモンやサイトカインは登場人物が多いので全体像や流れのシナリオを作るのが少し難儀です。

でも読めば読むほど、目の前に繰り広げられる将来の展開やシナリオ、物語(ものがたり)が見えてきます。

見えれば実現できる。語ることができる。

早朝に軽く散歩とジョギングしてから頭脳労働するとはかどります。

 

☆☆☆

ロスタイムになったので、慢性炎症やアレルギー疾患について論文を読んでいました。

こういった時間は豊かな時間。自分でローストしたコーヒーいれてアップルラジオのEMINEMやRAPシリーズを聴きながら本や論文を読みます。

NOTCH受容体について調べていました。

有羊膜類の寒冷適応についての論文に出会って読んで感動していました。

インコや私たち哺乳類は同じ仲間です。

寒冷順応するために、UCP遺伝子を失うと同時に巨大化することで適応していった生き物たちもいました。

寒い海の中にいるクジラの声が聞こえるようです。

大昔から続く命の連鎖。

 

☆☆☆
そのまま、論文を読み続けていてレトロネクチンにぶつかりました。NOTCHも細胞接着に関係するものです。

ところでCAR(キメラ抗原受容体(chimeric antigen receptor:CAR))自体はどうやって作るんだろう?って調べ始めました。

ガン細胞を標的にするキメラ受容体療法であるCAR-Tに必要な技術です。日本の企業が支えています。

そうしたら、びっくり。新潟大学からNK(ナチュラルキラー)細胞を使ったCAR療法が報告されていました

ホントすごいです。

さらに調べると、報道はスルーしているみたいです。なんで????

 

☆☆☆

マウスとかじゃなくて、ヒト由来のナチュラルキラー細胞(NK)レセプターを使った治療方法がでてくるといいな、と思っていました。ドンピシャの報告。

NK細胞の方が、初期に強力にがん細胞を認識して攻撃します。けれども、NK細胞はクローン仲間を増やすことは苦手です。たくさん存在する癌細胞と総力戦で負けてしまいます。

新潟大学はその壁を突破する技術です。

 

☆☆☆

NK細胞由来のCARをT細胞に出現させる技術を確立されました。

NKp-44 CARの報告では「小児固形腫瘍(神経芽腫、骨肉腫、ユーイング肉腫、横紋筋肉腫、神経膠腫)や急性骨髄性白血病を用いて効果を検討すると、NKp44-CAR を遺伝子導入したヒト T 細胞は、ヒト NK 細胞のように、非常に幅広い悪性腫瘍細胞を認識してサイトカインを放出し、がん細胞を死滅させました。同じ健常成人から提供された NK 細胞と比較した場合、この CAR-T 細胞のほうが圧倒的に強力にがん細胞を殺傷しました」新潟大学発表PDFより引用

日本の医療技術は高い。

こういったものの特許を取得して輸出すればいい。一件あたり数千万円の価値を生み出し、必要とする人は世界に何万人もいます。

 

☆☆☆

テレビ東京のジャーナリズムを僕は高く評価しています。

先日のガイアの夜明けで、HINOTORIと光免疫療法を取材されていました。他局じゃぜんぜんやらない話題です。

ホント冴えない。他局はいつまでもPCRと変異型、2週間後は1万人、あるいは注射器が足りないとか白いハンカチをいつまでもやってればいいんじゃないかと思う。全体を見ず、全文を読むこともなく、言われることにヒステリックに反応。コロナと一緒で利用されるだけで何も産まない。

そんなことは置いておいて、僕らとテレ東は冷静に平常心を保ち未来を見てどんどん先に進めばいいだけです。

6人が5人になったって、ジャンスカ国内で生産できるから問題ありません。間違って買っちゃったシリンジそのまま使えばいいです。早さの方が優先。あぁ。

・・・

深呼吸して、元に戻ります。新潟大学のNKp-44 CARもHINOTORIを使った手術や光免疫療法どちらも、日本発のガン治療療法です。

人為的な破壊者によるコロナ災害を乗り越えて、新しい未来を作って豊かになっていきましょう。

日本は、人々を救う医療技術をどんどん開発しています。

世界の人々を救い、それで日本が豊かになる。その方向性をしっかり見つめて暮らしていきましょう。

 

☆☆☆

貧乏になる日本の若者は車が買えない、結婚できない、なんて「うっせぇわ」です。

だったら、若者が豊かになる新しい国をめざせばいいじゃないですか。新しい世界秩序のなかで、日本が売り出せるものたくさんあるじゃないですか!

希望に沿って自然に結婚したくなり、家庭を持ちたくなる国にするのが先決。結婚しなくて独り身でも困窮せず幸せになれればいい。

大人の責任でしょ。

新潟大の開発したもの、HINOTORI、光免疫、そのほかたくさんのものを厚労省が認可してお墨付きを与え、経産省が外務省と手を組んで輸出していくスキームを政府が統合して進めていけばいいだけです。

世界で待っている人たちたくさんいます。

世界の人々が日本のものを買ってくれて、日本が豊かになる。新しい価値を生み出し、パイを大きくして豊かになる。取り合いではないノン・ゼロサムゲーム。それが日本が世界で生き残る幸せになる戦略の一つです。

2021年2月10日 (水)

医療情報はインフラ / 雲の上のプラットフォーム

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ひとり潜って向こうを向いている水鳥です。僕は、こんなふうに世の中の流れと関係なく暮らしているんだと思う。

プラットフォームについていろいろ考えてしまうことが多くなりました。

つらつらとお書きする文章に投げ銭をしてくださる人もいるらしい。

昔、「あなたならメルマガをすれば儲かります」と親切にアドバイスしてくださった編集長さんがいらっしゃいました。お手伝いしてくださる、絵や漫画を描いてくださると申しでてくださった色々な方がいらっしゃいました。

けれど、僕は断りました。もったいなかったかもしれない。

でもお金を払った人だけに、大切な医療情報が届くのは良くないと思いました。

 

☆☆☆

それが良かったのかわかりません。

どんなに資料代がかかったとしても、長い文章でも、僕は無料で公開してきました。

それがキホンだと思っています。

料理のレシピに特許はありません。

インフラに近い医療情報だって一緒です。

生き方のレシピだって無料がいい。ゲーテだって、カントの哲学書だって、古本なら数十円で買えます。

 

☆☆☆

クラブハウス!

僕は、スピーカーは登録制だけれども聴講は自由なのかと思っていた。

けれど、招待された人たちだけがお話をきける感じのプラットフォームでした。

いくつかフォーラムを聞いてみて、何かスノッブな感じがしたのも違和感を感じました。こういう空間もそれなりに楽しいけど地面をはうようにくらしている僕の住む世界とは別世界かな、とも思います。

僕は、訪ねてきてくれる泥だらけの働く凍えた手を一つずつリアルに温めてあげて暮らしてきた。その中で見つけたものを共有しようと公開してきました。医学会発表で、治療方法や見逃しやすい兆候についても伝え続けてきました。プレジデントオンラインのコラムもその延長。

リナックスのように、共有して皆で作りなおして会話しあって人類の叡智が前に進むっていうのとは少し違うかなとも思う。

良いスピーカーのラウンジには課金、みたいになっていくんじゃないかと思う。

すでに僕には遠い世界のアプリだけれど、そうしたら、もっともっと、どんどん遠くなっていってしまう。

ジョブズは退学になっても、大学の後ろで講義を無料で聞いてアップルの多様なフォント作りにつながりました。関係ないか。

しゃべっておいて、申し訳ありません。ちゃんと時々うかがいます。

 

☆☆☆

皆、いい、いいとほめているから、僕は偏屈で考えすぎでおかしいんだろうと思う。

やっぱり会って話をするのがいいなぁ、と思う。

1000人でもみんなゴチャゴチャしゃべっちゃえばいいじゃんと思う。立食と一緒です。挙手なんかないもん。フフ。

自分は変えられないから、しかたのないことです。

昔から「なになに君なになにちゃんは、ここに来れないんだよね」みたいなクローズドの内緒の飲み会は苦手でした。

見えない壁をつくるみたいで。内緒で悪口みたいで。みんな友達、みたいになっちゃう僕には苦手な世界でした。

 

☆☆☆

陰で言われる悪口を聞くと僕はいつも「うっせぇわ」と思っていました。ネガティブからは離れるようにしていた。
「うっせぇわ」いい歌です。共感するし、カワイイ。何回もきいてます。元気がでる。未来を作る。

彼女も、やがていいお母さんになるんだろうな、と思う。同級生のパンク少女は、IT企業で働くいいお母さんになってます。

でも大人もいっぱい「うっせぇ」っていってるんです。大人は諦めている。生きてかくっちゃいけなかったり子供を育てなくっちゃいけなかったりローン払わなくっちゃいけなかったり同僚が辞めて一人ぼっちになって大変になっても仕事つづけなくっちゃいけなかったりするから飲み込んでしまう。言っても変わらないから、カオナシみたいになんでも飲み込むのが普通になっちゃう。

こども、若者、大人、年寄り、は繋がっていて境界線はありません。大人は時間が経過した子供です。人はかわらない。

大きな声で言ってカッコイイのは若者の特権だけど。大人はブザマになるだけです。

 

☆☆☆

技術の進歩はすごいです。

不可能と思われたものが、どんどん可能になる。

新しいものがたくさんできてくる。

でも、リアルな人間の幸せが何か、という軸足をしっかり持っておきたいと思っています。

僕は、咀嚼してわかりやすく説明することは得意みたいです。

論文を読んだり、本を読んだりするにはお金も時間もかかるけど、それを困っている人々から回収しようとも思わない。

 

☆☆☆

やっぱり、「・・・は、判りました。ところでリアルな人間の幸せとどうつながる?」という軸足をしっかり持っておきたいと繰り返し思います。

僕の仕事は、おなかが痛い人、咳が出る人、頭が痛い人、花粉症でズルズルの人、手術が必要になる人、みんなリアルです。

月曜日も大忙して、常連さんのお母さん、腹痛で倒れそうな方、大学病院からの難しい方の紹介とかでてんやわんやだった。紹介後無事、大きな病院に入院して助かった人たちも複数いました。みんなリアル。挙手指名どころじゃない。みんな挙手。

昨日も今日も似たようなものです。

スタッフ総出で対応しました。看護師さんは駅でサンドイッチを歩きながら食べて医師会にまでいってくれた。カワイソウ。

プラットフォームは難しい。まだまだ発展途上だとおもう。いいも悪いも無いんだと思います。その人がやりたいようにやる自由が残されていればそれでいいんだと思います。

これからも変化は続いていくはずです。僕は、リアルのてんやわんやの中で暮らしながら雲の上の世界では変化は続いていくんだろうな。

冷蔵庫の飲むヨーグルトをグビっとスタッフみんなで飲んで腸内細菌を整えて抵抗力をあげて、今日も頑張ろう。

2021年2月 9日 (火)

メディアが私たちを扇動する高い技術 / 距離こそ最大の防御

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季節性として去っていき、落ち着いたコロナ。

なぜ甚大な被害を被ったのか、考えるためにわずか10日ほど前のニュースを見てみましょう。

 東京都 新型コロナ 1064人感染確認 過去最多の20人死亡

<新型コロナ>東京都で最多の20人死亡 突然急変…搬送先で死亡も「この病気の怖さ」

こんな風に報道されていました。

1月25日から29日まで、各社のニュースを検索していただくと横並びの事がわかります。

日本ではオピニオンの多様性がほとんどないことを確認できるでしょう。

そしてわずか10日後の今日のニュースを見てみてください。
なんと殺人ウイルスが1週間ぐらいの短期間で終了したようです。すばらしい。

 

☆☆☆

昨年の10月に「コロナ恐怖を煽りながら、今はGoToを特集するワイドショーの無責任 」というコラムを書きました。

そのあと、GOTO批判になり京都や福岡、北海道など全国の観光地が窮地に陥っていくことになります。

そして、またGOTO待望論が持ち上がっている。

ウイルス感染症は数か月単位で変化するはずです。

すべて人間社会の業であることがわかるでしょう。

そして、それを作る役者が誰なのかも。

 

☆☆☆

メディアは、人を恐怖に陥れる技術を長年磨いてきたんだと思います。

僕は、これまであまり気にしたことはありませんでした。

今回ファクトとの乖離がひどすぎたため、かえって分かったことが沢山あります。

彼らは、どんなふうにすると私たちが右往左往するかじっと見ていたんだと思います。

そして、効きそうなものを大量投入しました。

その混乱の中で大切な他の情報が、雲散霧散してきました。

 

☆☆☆

大衆扇動は、論理と技術の粋がつめられています。

人間の認知や心理を分析したものです。心とかそういう複雑なものではありません。

単なる技術です。

私たちは、生き物なので弱点や死角があります。そこを巧妙に突いてくる。

だから距離を置くことが重要です。

感染者数、死亡者数、変異、急変など不吉なワードが出てきたらスイッチを切りましょう。

無音になり、平和がやってきます。知らなくても、自分の危険性が増すことはありません。

 

☆☆☆

ダークサイドと距離をとりましょう。

心あるメディアの方々には、色々お伝えしました。きちんとした情報を流してくださった方々もいました。あるいは、会社の方針なので難しいけれど積極的な悪にはならないとおっしゃってくださった人々もいました。色々でした。

私たちをおとしめひとたちは、そのままダークサイドから這い上がることもできないでしょう。社会の信用も失い、あまり良い未来はないでしょう。

人々の暮らしを破壊するという自分のしたことは、自分にウソはつけませんから忘れることはできないでしょう。そんなことを抱えて健全に生きられるわけがありません。他者を傷つけた自分を自分で呪って滅びていくだけです。似たようなことを今後も続けて自滅。

 

☆☆☆

私たちの関知すべきことではありません。どうでもよいことです。相手をしてはいけません。

見ようとしたり触れたり相手をすると毒がうつります。想像するだけでブルっとしちゃいます。放置してあいまいにしておくのが一番いい。

海底のオニダルマオコゼをわざわざ拾いに行く人はいません。遠巻きで見て近寄らないのが一番。

自分の有限な生きるエネルギーは、建設的な有効活用だけに使っていきましょう。

良き魂の私たちは、私たちの仕事で忙しい。

そういう普通の暮らしをしている人の方が圧倒的多数です。自分のやるべきことに集中しているときには、他者を気にしないのが得策。

 

☆☆☆

私たちは、健全に自分の人生を自由に謳歌して元気に暮らしていきましょう。

冴えない人々は放置して、
心を健やかに保って元気に暮していきましょう。

そして、他者に時間を搾取されることもなく静かに暮らしていきましょう。

札束がたくさんあっても、恐怖に震えたり、独りぼっちだったり、だれかに支配されているのは幸せじゃないでしょう?

それが、真の豊かさです。

2021年2月 8日 (月)

うららかな冬の東京駅 / 落ち着きを取り戻す日常 / 麒麟がやってきた日

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暖かな冬の日、東京駅周辺を散歩しました。

日比谷まで歩いて、おいしいランチも食べました。

途中、写真撮影しているモデルさんたちがいました。

道を歩いている人もリラックスして、会話して歩いている。

 

☆☆☆

普段あまり人のことを見ないけれど、今日はマスクを見ながら歩いていました。

サージカルマスクはそんなに多くない。

ウレタンマスクも少なくて、布マスクが多かったと思います。

スポーツメーカーのマスクの方もいました。

好きなものをつければいいです。

レストランは、食べているときには外している人が多かったかな。

店員さんが机などをアルコールで常に拭いて回っていました。

☆☆☆

日曜日の東京や日比谷にしては、人はまだ少ない。

お休みしている店舗も多かった。

いろいろなことが正常化してきています。

人々の緊張感は解かれ、気をつけながら伸び伸び暮らし始めている。

 

☆☆☆

コーヒー豆を何回か炒りました。

感覚で炒っていたけれど、ガス火の感じがわかってきたので最後はきちんと時間を決めてやってみました。豆が膨らんではぜる音は気持ちいい。

麒麟が来るの最終回を見ました。それぞれの人はそれぞれの場所で全力で生きたんだなぁと思いました。

日本に、透明な大きな麒麟が駆けてきたきたところなのでベストタイミング。

十兵衛さんが今の世にタイムスリップして、平和な日本の繁栄を見たら喜んでくれるんじゃないかな。正しいことを言い続け、戦略もスマートだった。いなくなると寂しい。

十兵衛さんの良いところは、平和になって庶民が困らないようにすることが軸足だったことかな。対立しているときですら、相手の立場に立って考えて良い妥協点を粘り強く見つけ続けていた。

暴走を自分で止められなくなっていた織田信長は、十兵衛さんの鏡に映った自分をみて「(十兵衛に討たれるなら)是非もなし」と安堵したかもしれない。どの人も、仁義にあつい十兵衛さんを信頼していた。社会の上下なく即物的でフェイクやまがいものが増えている世の中で一服の爽やかさが残ったと思う。

彼の気持ちは、どの人の中にもいきている。

☆☆☆

その後、筋トレしながら正隆さんや薫堂さんの雑談を少し聞きました。

PlayStationは、久しぶりでエイムだめだめだったけど気分転換。R1ボタンの連射はいい。

ここのところ、ずっと色々週末おしていたので久しぶりの休日。

いくつか始動するお仕事をいただいているので明日から予習。今日はオフ。

うららかな冬の日でした。

こうやって正常化していくんだなぁ、と実感しました。

2021年2月 7日 (日)

PCR陽性者は抗体保有者になれるのか / 抗体保有率は実像を過小評価

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ワクチンを大量に国民に接種していったイスラエル。そのイスラエルから研究結果が出ています。

「PCR陽性患者の約20人に1人は、その後どの検査キットで抗体検査をしても陰性」 とのこと。

PCRはウイルスの遺伝子の有無を調べる検査。ウイルスがいなくなる頃に抗体が現れてきます。だから、PCR陽性陰性の人を追跡調査しないといけない。初期の頃は結果がわかりませんでした。

やっと色々なことがわかってきた。

☆☆☆

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抗体を調べる試薬のメーカーでばらつきが大きい。入院患者さん40%、症状ないひとではPCR陽性だった人の半数が抗体陰性になります。

日本では、PCR陽性でも半数近く陰性にしてしまうキットを2つもつかって、その厳しさを両者ともすり抜けた人だけ「抗体保有者」と読んでいます。だから感染者の一部分しか「日本の抗体保有者」になれません。

人間はウイルスが入り込むと、ばっちりの抗体だけでなく免疫効果あるかどうかに関わらず多数の抗体をとりあえず作ります。検査期間が使っている検査キットに合致した抗体の値だけが数値として上がってきます。

だから、検査機関のキットによって抗体保有率が異なるわけです。

PCR陽性者になってウイルスを保有していることが分かっている人でも、抗体陰性なのです。

これは、抗体検査キットの以下の特徴によります。

1.PCR陽性でも、治癒後に抗体検査で陰性になる人が多数存在する。検査キットの陽性率もバラバラ。

2.人間が作り出す新型コロナに対する多数の抗体のうち一部しか検出できない。

3.交差抗体や細胞性免疫、自然免疫で撃退した感染者は抗体保有者にカウントされない。

 

☆☆☆

PCRと抗体保有率の特徴は以下のようになります。人類が有している検査の限界です。

1.PCR陽性でも、症状のない人がとても多い → 新型コロナは病気ですらない人が多数

2.症状があって明らかにCOVID19の人でもPCR陰性になる →PCRは本当の患者さんを見逃している

3.PCR陽性でも、全員が抗体保有にならない →検査キットが検出できる抗体を持っていないと抗体陰性になり「日本の抗体保有者」になれない。本当は抗体保有者。


こちらに参考になる表が掲載されています。

 

☆☆☆

新型コロナウイルス登場前、つまり新型コロナが地球上にの存在する前の人の血液の中に、新型コロナに反応する免疫(抗体だけでなく)が発見されています。

私たちの免疫系は「なんとなくそれらしい」ものなら対応できます。それに、異物排除の自然免疫もある。

一方、新型コロナ専用抗体の試薬は、鋭敏に新型コロナウイルスに反応する抗体だけを検出します。人間の免疫力の中の、獲得免疫のそれも極一部分だけを切り取ったデータです。自然免疫も交差免疫も細胞性免疫も切り捨てた値です。

強毒性の空気感染の麻疹・はしかや風疹と比較することはできません。これらは、新型旧型も無いので獲得免疫の抗体価が参考になります。

だったら、コロナも新型だけでなく季節性コロナ抗体をもっているかどうか合算されたコロナ抗体価も一緒にハシカのように調べれば良いと思われるでしょう?なぜかポジティブなことはしないんです。公開もされていません。

 

☆☆☆

不安や恐怖をあおる情報は、出尽くした感があります。

抗体保有率は感染者の一部しか反映しない感染者数を過小評価させます。きっと利用されるだろうと考えていました。当時はまだ、PCRとのクロステーブルも調査されていませんでした。今はデータが出ています。

無症候で終わってしまった感染者の抗体保有率seroconversionは低い。これは、検査キットが検出できる抗体を作らずに治せた人々です。決して「抗体がない」わけでも「免疫がない」わけでもありません。キットが認識できない免疫で治したのです。

それなのに、きっと数字のマジックで「100人に1人しか抗体がありません。100人に1人しか感染してません」とか語られるんじゃないだろうか。あらかじめ予想しておきます。それは間違いです。

抗体保有率は、町医者が去年のうちに「きっとメディアがいうだろう」と看破していた項目の一つに過ぎません。

でも、ワクチンは打ちにいきましょう。日本では、心の安心のためにも。

一つずつ解除! / 日本全国の市長さんや領主さん方の願いが叶った日 / おめでとうございます

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領主さん方とクラブハウスで話していました。

「落ち着いている地域は、順に国と話し合って解除できるといいですね」

配信をお聞きになられていた方も多いでしょう。

中央からGOTOではなく、地域がお客さんを呼びたいからWelcomeキャンペーンにしよう!といってくださった方もいらっしゃいました。素晴らしいアイディアです。実は各地の地方自治体の方が、安全が担保された人の移動を渇望されているのです。

僕は、クラブハウスでお話しする前にそうなるといいなと思って「修学旅行はやめちゃダメ。やるべき!」とコラムでも書いていました

どんなに、若者たち子供たちが楽しみにしていることか。地方の人々が子供達を待っているか。

 

☆☆☆

何と、実現しそうです。

緊急事態宣言週明けから“改善地域”の解除を政府検討へ

領主さん方、各地のみなさんよかったですね!!!!!

大分の勝利の女神のおかげかもしれません。きっと。

 

☆☆☆

全国知事会の提言の影響なのでしょうか。とってもうれしい。

そうなったらいいと思ってコラムに「一つずつ解除されていくのではないでしょうか?」が早々に実現するなんて!

国と都道府県、市町村と強固なリンクができています。一つずつ昨年からやってこなかったら、できないことです。

地方自治体から、中央に出向している切れ者たちもたくさんいることを教えてもらいました。

トップが自慢も成果をひけらかすことなく実務を一つずつこなされているのは、素晴らしい。リスクを自分が全取りするというステートメントは、下の人たちを鼓舞させます。

国難を乗り越えて日本はまた復興する。みんなが、自分の好きな仕事で自分の獲得した技術で自分で働けて、もっと豊かになる。

子供達が増えて育てやすくなる。

患者さん、医療従事者さん、領主さん、困っている人々をファクトで応援し続けて良かった。本当によかった。

 

☆☆☆

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旅館の女将さん、温泉を磨いて湯加減を見るのが得意な人、料理人の人、バス運転の人、本来の仕事でみんなが協力し合う社会が戻ってくる。

お土産屋さんだって、農業畜産漁業、何の仕事だって普通に戻ってくる。高知や三重や千葉の余った養殖のお魚をネットや魚屋さんで積極的に購入して応援していたけれど、都市部のレストランや観光の人が消費してくれるようになるでしょう。

手塩にかけた米や野菜も食材も、みんな食べてくれる。温泉に入りにくる。山や海にやってくる。

家族で、一人で、友達どうしで、学生さんも楽しそうに修学旅行でやってくる。Welcome!キャンペーンです。

ずっと、ずっと、それを待っていた。

みんなで豊かになろう。

補助金なんかよりずっと健康的です。やってしまった量的緩和が有効活用されるなら、大復活の予感。

応援しています。

2021年2月 6日 (土)

流行が収束しているのに日本の抗体保有率が低い理由 / 抵抗力の過少評価

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私は、昨年6月「自粛を解くと感染者が増えることをさまざまなクラスターで示したり、抗体保有率が低いと第2波の大流行の可能性で恐怖を引っ張ったりする」とオンラインコラムで書きました。

落ち着てくると登場してくる情報だからです。

メディアのやっていることは、いつも一緒。そのパターンについて分析すると面白いかも。

やっぱりやってきました。抗体保有率1%!

陽性者が減ってくると出現し喧伝されるマジックナンバー!

2回目!すでにコラムに記しています。

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日本の流行はこれ(wordOmeter)。

終息しているのに何かおかしいぞ?と思う方は鋭い。以下にヒントや参考資料をお書きします。時間あれば図解できるんだけどな。誰かがやってくれることでしょう。宮坂先生なら正しいことを教えてくれるはず。

 

☆☆☆

1.抗体検出キットによって、抗体保有率(antibody prevalence)は異なってくる →保有する抗体を一部しか捕捉できない

2.新型コロナウイルスへの感度を上げれば上げるほど交差抗体や検査試薬に合致しない抗体を切り捨てることになる →検査で陰性だからといって「かかっていない」というのは間違い。検査試薬によって陽性率が変わってくるのはそのため。

3.日本では感度が高い抗体検査で2回行い、両者が陽性になったときだけ陽性にしている →2とともに新型コロナに抵抗力があるかの指標にならない

4.我々の新型コロナウイルスへの抵抗力、免疫力は細胞性免疫や自然免疫、交差免疫の総和だが、抗体検査では切り捨てる事になる

5.したがって、厳しすぎる検査による一部分の陽性者の割合をもって集団免疫(herd immunity)を語ることはできない

 

この調査で言うことができる良いこともあります。

6.抗体保有率が何倍も増えた。つまり知らないうちに感染者が激増して治癒し無事国民が抗体を獲得していっている。実際はもっと多いことでしょう。すごくいいことです。神戸では5月の時点ですでに3%を超えていました(検査系の違い)。それからずいぶん時間が経っています。

7.抗体が消えないで蓄積したから何倍にも増加した。新型コロナウイルスの抗体は消えてしまうということはない(あるいはまれ)。

 

が科学的に正しい。そもそもそんな数字より、現象を正直に観察すればいいのに。
陽性者が減ってしまうと他の数字を持ってくるというのはどうなの?患者さん説明用のブログ書かなくっちゃいけなくなる。

トップバリュのコーヒー飲んでおいてよかった。

 

☆☆☆

論文もあります。

実際、抗体保有率約1%はとてつもなく大流行しているインドの5−10%と比べても遜色ありません米国もインドと同じくらいです。どちらの国も収束してきています。

「5ー10%しか抗体を持っていない。ああ大変。これから9割の人がかかるからさらに大流行する」なんて考える人はいません。収束しているのがファクト。流行は終わりつつある。数字に引っ張られて恐怖をあおるブラフに騙されないようにしましょう。

別な論文でも大流行した米国で7%ほど。

 

☆☆☆

よくいわれるのが「1%の人しか感染していない」という間違いです。一見当たっているようで、間違えています。

「集団免疫まで程遠い」というのも正確ではありません。

症状を出さずに感染力が強いウイルスが国土に上陸して1年半弱存在し続けて、2回冬を越して集団免疫が程遠いという認識は常識的にありえない。そもそも、日本ではパンデミック流行すらしなかった。

そして収束しています。

 

☆☆☆

検査試薬に反応する抗体ができない人や、交差抗体や自然免疫で撃退した人はかかっていても陽性にならない。検査試薬は、たくさんの抗体の中の一部分しか陽性にしません。しかも今回は、2種類おこなって両方陽性のひとだけを陽性にしています。

言われてみると、そうでしょう?危なく騙されるところでした。

PCRは感度を上げてできるだけ多くし、抗体検査はできるだけ厳しくして低くする。やっていることが統一されすぎている。

なので、2回とも厳しい抗体検査陽性(感度は高い)だけが感染既往者という情報を聞いたら、それはブラフです。

ウイルスと戦った兵士や戦わなかった市民の集団の中に、グリーンベレーが1%いたということ。グリーンベレー以外の勲章をもらえなかった兵士は戦わなかったというのは間違いでしょう?

100人に1人しかかかっていないという人がいたらブラフです。きっとブラフは同じ方向からやってきます。ブラフだからスピーカーかパペットに語らせて、ぜったい上の方の人は言いません。公式な発表にもならないでしょう。国内の恐怖情報。

確に記載するとするなら「今回の厳しい抗体検査で陽性だったのは(年齢に偏りあるかもしれないけれど)サンプルの中で1%でした」でしょう。調査の一つに過ぎなくて、疫学的にどういう意味を持つかはスピーカーの感想に過ぎない。

日本の流行が北半球の国々の流行が終息しているというのが、ファクトです。特にこの新型コロナはアジアオセアニアでは流行せず、専用の抗体保有でないもので抵抗力を発揮した人が多い地域です。

この厳しい検出系であれば数%抗体保有率があれば、流行は終息するということです。北半球の国は、同じデータで同じように全体的に終息している。

 

☆☆☆

ウイルスに対する免疫力を総合的に計測する方法はありません。抗体は一部です。

季節性コロナ抗体で新型コロナを撃退した人は、専用の抗体を持っていません。だから、抗体保有者ではないけれどかからない人

「私はカゼひきにくい」「私はインフルになったことがない」という人もいるでしょう。自然免疫力が高いひとです。これらの人たちも、抗体保有者ではないけれど別抗体や免疫力でウイルスにかかりにくい人になります

まるで検査にひっかかるタイプの新型コロナウイルス専用の抗体がなければ、新型コロナウイルスにかかりやすいかのように誘導しています。

抗体価ほぼ1%なのに鎮火していっているのがファクトです。この以前から何倍にも増えた1%が大きいと考えるべきです。

抗体検査だけでは検出できない抵抗力を各国のたくさんの人々が発揮していると考えるのが合理的です。抗体検査でわかるのは、免疫力のごく一部分です。

人類は、あるウイルスに対する免疫力の全体や総計を計測することができません。そういう方法は、まだ開発されていません。

 

☆☆☆

あすは、PCR陽性者の一部しか抗体ができないことをお伝えします。

難しいことはさておいて、流行は収束しています。

安心させないように、色々見慣れない数字や言葉が投入されますが気にしないことです。専門家こそ終息していることを誰よりも知っているから上の方から、スピーカーの役割を辞め始めています。

収束しているという目の前のファクト以上のものはありません。

ただそれだけです。そんなことしなくても皆んなお家でじっとしてるし、ワクチン打つのに。国民を信頼していないんだろうな。

 

追記
出演させていただいたclubhouseの中で話題になっていた全国知事会で、ワクチン接種など話し合われたようです。福岡市の市長さんや別府市長さん、樋渡さんは皆んな若く元気な方でした。福岡は元気な人が多いみたいです。

花粉症と感染症 / テレビ番組の応援をする

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花粉症の季節になりました。

毎年のことだと思って花粉症を放置して悪化すると、カゼを引きやすくなります。

昨日、テレビ番組の監修をしました。

いくつかのメカニズムによるものです。

耳鼻科の先生がたが詳しくいろいろ解説されています。

探して参考にしてみてください。

花粉症がある人は、今年はしっかりアレルギーの治療をしましょう。

2021年2月 5日 (金)

長野別府市長さんとclubhouse / 地方再生の糸口を模索 / 豊かさを再興しよう

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長野別府市長さん、樋渡元高雄市長さんとクラブハウスでお話ししました。数日前の高島福岡市長さんの熱量もすごかった。

終わりぎわに田中幹夫富山県南砺市長さんもいらっしゃいました。

新型コロナウイルスは、世界中で人々の間ににはものすご勢いでひろがるだけひろがり流行が終わりつつあります。

ワクチンの登場はその終焉をさらに加速しています。

その引き潮のなかで、苦闘される地方自治体の現状をお伺いできました。

医学的には、そっと観察していればいい状態です。
でも、観光業で成り立っている市町村はそうもいかない。何か手立てを打たないといけない。その具体的な道筋は示されていない。

 

☆☆☆

受け入れ側の市町村からすると、安心して旅行して欲しい。

ワクチンを打っていれば、感染しにくいだけでなく感染したとしてもその人が保有するウイルス量は非常に少なくなる。保有ウイルス量が減れば感染力が落ちることが報告されています。

また、PCRではなく15分ぐらいで結果が出る簡易抗原検査を当地でやっても良いかもとおっしゃっていました。

これだけやれば、流行が去った感冒ウイルスに対して完璧だと思っています。

 

☆☆☆

大きな批判もあったけれど、GOTOトラベルで窒息せず一瞬息がつけた地方自治体は多かったそうです。そして、助かった人々もたくさんいらしたとのこと。

終わってみたら、発症者は一峰性の波の形をしていて人間が社会で色々なことをした影響は出ていません。

ウイルスの流行は、広がるだけ広がって自然の法則にしたがって終焉していきました。

症状が無い人は、感染しても一度も何の症状も出さないで無症状で終わる人(asymptomatic)と、これから症状が出てくるけれども今は無症状(presymptomatic)の人に分けられます。

そのどちらもが、人に感染させる力を有しています。JAMAに最新のデータが報告されています。校了したプレジデントオンラインのコラムに記しました。もうすぐ掲載されます。

新型コロナは、日本では「無症状→無症状(軽微な症状)」が圧倒的多数を占めるウイルスです。

1年半弱が経過し、数多くの人が免疫を獲得したことでしょう。別コラムにしますが、抗体保有率は免疫のわずかなごく一部分しか反映していないので抵抗力の指標にはなりません。

ちなみに東京の抗体保有率約1%は、とてつもなく大流行しているインドの5−10%と比べても遜色ありません米国も同じくらい。どちらの国も収束してきています。終息しているのに、これから9割の人がかかる可能性があるなんて考える人はいません。

この検査はそういうもので、人々の抵抗力の総和よりかなり低く算出される。抗体を持っていないとかかるかもしれないというのは早計で、モノサシを間違えている。もう恐怖は起こせない。

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(1年前に落ち着いてきたときに限ってメディアがやりそうなことを書いた文章です。日本で大流行は起きなかった。)

僕が流行の初期に臨床の現場でそれを実感して、その後を予想してつづったり発信してきたことの輪郭が明確になりました。

 

☆☆☆

社会生活に影響を持つ症状がなければ、病気にカウントされません。

ファクトは昨年からずっとそうなのに、メディアもその場で演じた人々も正確ではなかった。国民は絶望し、困窮しました。

クラブハウスに集った#応援村の人々は、たれこめる暗闇に一撃を加え閉塞感に終了をもたらそうとしています。

各地の領主たちが今週末に会議を持つとのことです。

今回、クラブハウスで話し合ったことがブレインストーミングになりました。

メディアが虚構まで持ち出して共同して作り上げた閉塞感と暗闇を、地方自治体のトップが国と連携をとりながら私たちのために終わらせようとしてくれています。

私たちに活気と豊かさが戻ってきます。

 

☆☆☆

僕は、ファクトだと思うことをひとりぼっちでも勇気を持って説明し続けられてよかったと思っています。四面楚歌の中で正しいことを話すのは、獰猛な大声をあげる猛獣に囲まれて小さな声で鳴くスズメになった気持ちでした。

世界が真っ暗闇に覆われた中で、クリニックでスズメ医師がピーチクお話ししたことを覚えていらっしゃる患者さんも多いでしょう。

その通りになりました。猛獣は反省するどころか「そうだったでしょう?困窮した人を救いましょう」なんて言い始めている。いい加減にしてほしい。困窮させる真っ暗闇をつくったのは誰だ?

そう思っていたのなら、タレントなんか止めて違う意見の人を登壇させて議論させればよかったじゃないか。自分たちの言いたいことの代弁者としての専門家だけをスピーカーにしていた。

「防護服を着て診察している風景を撮影できませんか?」「歯科医院でクラスターする可能性について話してください」「PCRの困難さを実感されているでしょう?」なんていうテレビ局がたくさんあった。そんな社会悪には、どんな形でも絶対加担しなかった。

その代わり僕は、緊急事態宣言中にお年寄りがお肉をたくさん美味しく食べて元気になる番組のオファーは引き受けて出演しました。いっぱい食べて免疫を上げて、散歩してもらおうと思ったから。フフフ。

 

☆☆☆

人は善なるフォースの元にいるべきです。必ずファクトを語る者だけが生き残ります。ダークサイドに落ちた人々は、人々に記憶され戻れない。

僕はどんな時も、人々を守り続けたいと思っていました。

世界中の夜が開け始めています。世界に比べて日本はずっと前から夜はあけ始めていた。

こんなふうに世の中は変えていけるんだな、と領主さんたちとお話しして思いました。

もうすぐたくさんの人々が笑顔で皆さんの元を訪れることでしょう。

GOTOの名前の印象が悪くなってしまったことや、国がやりたいのではなく地方自治体が自分たちのためにやりたいから「WELCOMEトラベル・キャンペーン」にしたらいいだろうという意見も出ていました。大賛成! 

We (wil)L Come!

温泉に行きます!蕎麦食べに行きます!山や海を見に行きます!

 

☆☆☆

良き魂をもつ人々が集まって、人々を守り人々を豊かにしていく解決策が自主的にボトムアップ的に作られていっています。

その場にいあわせることができて、ちょっとだけ協力できて本当にうれしい。

この流れは加速していくことでしょう。

みんなで漕ぎ出そう。

2021年2月 4日 (木)

トップバリュのコーヒーCM やってみた

Coffee

お仕事ご苦労様です。
コーヒーブレイクの時間になりました。

コロナにココロもつかれているでしょう。

リモートワークでグビグビ何かをのみながら、仕事をしているあなた!

トップバリュのブラックコーヒーです。

コーヒーなんてカップ1杯のむかどうかだったあなたも、
これ一つ80円で買えば375cc、3杯分グビグビ・グビグビ飲めます。

まだあるの?と思うぐらいたっぷり。
その味について、冬の寒さに震えながら外で豆を焙煎しているという医師に聞きました。

 

(雑音と聞き取りにくい声)

「まず豆は深入りですね。ブラジルのアラビカ種らしいコクが感じられます。酸味はあまりありません。後味にほんのり甘みがのこるのは、たぶんブラジルのふっくらした大粒豆を少し細目にグラインドしているんじゃないでしょうか。ハニービーンではないですね。サントスですかね・・・

ブラジル豆のふくよかさを残しながら、深めにローストしています。

(雑音 ザーザー)

サードウエーブというより、イタリアンローストですね。すこし苦味と渋みが混ざっている点で好みがわかれるでしょう。コーヒーらしいコーヒーです。メキシコのような粉感はありません。アジアンなスパイシーな感じでもありません。

香りはとても良いです。香料やカラギナンをいれていないのは直球勝負ということでしょう。自信のあらわれですかね。わたしは・・・」

(雑音 ザー 切れる)

 

失礼いたしました。聞き取りずらい上に参考になりませんでしたので、早めに切り上げました。お詫びいたします。

味や香りといったものは、ご自分で試してこそ。飲み物食べ物の人の感想は参考にならないですね!

80円台でこのボリュームと味。100円でおつり!トップバリュのブラックコーヒーでした。

2021年2月 3日 (水)

高島福岡市長さんとclubhouse / 2回目は夜明け前 / もうすぐ春

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clubhouseでお話しいたしました。やりながらお話しするコツをつかんでいく感じでした。開始前のちょっとしたアクシデントが、出演者のウオーミングアップになりました。詳細は記録してはいけないルールなので、提示されたテーマだけお伝えします。

2月4日木曜日21時にも、メンバーを変えて予定されています。

緊急事態宣言がもうひと月延長になってしまったことを受けてのセッションでした。

地方によって流行の度合いも、医療システムも違います。

高島福岡市長さんのお話は、実務者のトップとして納得させられるものでした。

国の指令は都道府県に降りてくるけれど、医療機関は政令都市に集まっています。都道府県プラス政令都市20で考えて行くべきだろうとお話しされていました。都市部に飲食店や観光業も集まっています。直の会話がないと時間がもったいないし、行き違いが多いというのは分かります。

逆に出席者が多すぎると分散してしまう。50プラス20は良いかも。円卓に50、傍に20。ちょうど良い会合になりそうです。

市長さんは、総合病院や市民の距離が近く、エリア的にも目が行き届くということでした。

都道府県単位だと、今回の飲食店の問題などは広域すぎるとの指摘は拝聴できてよかったです。

私は、新型インフルの時にも指摘されていながら何もしなかったし、コロナウイルス対策を従来の医療システムの枠組みの中で何とかやりこなしてきたから、今後も劇的な変化を行うことはないだろうとお話ししました。

既に下火になってきていて、終息度合いを高めるための緊急事態宣言なので新たなことがなされる可能性はありません。将来的にも新たな医療システム構築はなされないだろうと考えています。専門家の先生は建設的ではありません。

1時間はあっという間でした。

 

☆☆☆

日本のコロナウイルス流行自体は、季節性の振る舞いだったので既に終息しつつあります。燃えさかっている国とでは、ワクチンの必須度や目的、渇望度が異なります。多少時期が遅れても問題ありませんし、責められるものでもありません。国産も登場を待ってます。

常にウイルスにさらされる医療者の方には、心強いものになるでしょう。ワクチンがあれば、職場復帰を考える方も増えるでしょう。その後、必要性に応じてさまざまな方に接種が始まるものと思われます。

視聴者から質問がありましたが、強制接種にはなりません。必ず自由が担保されている。市長さんも市民への接種の仕方を連絡先なども含め詳しく説明されていました。市民目線の市長さんです。

僕は、不活化ワクチンも含め国産ワクチンもたくさん登場するから夏前に問題は霧散すると思っています。

 

☆☆☆

ここからは、僕の感想になってしまうので放送では話しませんでした。感想は分ないといけません。

日本の人々が、コロナウイルスの流行をここまで下火にできているのは立派だと思っています。もう十分です。

冬の感冒ウイルスの一種が、たとえ少し強毒だったとしても遺伝子検査までして1500万人に1日に数百人から1000人しか発生しない状態は流行とも言えないレベルです。上下自体が誤差範囲。さらに減少や根絶を目指していくというのは、通常は行わない作業です。

季節性になっているウイルスにやる作業ではありません。緊急事態宣言の意味合いが全く異なります。

僕は、別の理由があるのではないかと思っています。

国家的事業に海外から安心して来ていただきたいとか、財政出動をして流通貨幣を膨らましておきたいとか、良くわからないけれどそんなことが関係しているんじゃないかと思います。インフレを誘導して税金で貨幣を回収しようとしているのかも。僕は興味ないし分かりません。

PCRのサイクル数をさらに上がっていたこともこのセッションでお伺いしました。陽性者数も、検査範囲が変化しているので500人以下とか250人以下とか実は全く意味をなさないけれど基準になっています。

また、最初からコロナ専門病床の分離の交通整理を行わず、混乱と逼迫しやすく、一部の人に負担が集中して効率悪いシステムで対応し続けたことなど、どうみても効率性からは程遠い対応でした。

国民を恐怖でしばって、身動きさせなくしたのもその一つだったのかもしれません。よくできています。

最初はもどかしく思ったりしたけれど、一連の流れとして必然だったのかもしれないと思うようになりました。

 

☆☆☆

それならば、もどかしさも何もかも消失します。伺いしれない理由があったとしたら、理不尽さも仕方のないことです。

何も考えず、新型コロナウイルスの減少をなぞればよいことになります。自然現象は観察し観測できる。

日本人の自然免疫と獲得免疫と新型コロナウイルスの関係だけで言えば、もう収束しています。指示が出されたので従うだけです。

それだけのこと。感染症とは関係のない、人のなす業(わざ)による社会現象。

それは、僕が関知できることではありません。

医療システム側のキャパの小ささと集中による対応してくださっている医療者の負担増が問題です。でも、もし、その範囲内に陽性者をおさめるぐらいの感染者数にしたいということであれば致し方のないことです。工夫の余地はありません。指摘したところで意味を持たない。

うかがいしれない、良い意味でカシコイお上の仕事です。僕は、2020年8月頃から日本のブレインの後方部隊に頭の良い人が加わったんじゃないかと感じています。

 

☆☆☆

もう一つの感想があります。総理が実務者のトップとして感染者も経済損失もこれから起きることは、自分の責任だと言い切りました。

個人的に僕は立派だと思います。政治的なことはわからないけれど。

しょうもない部下のチョンボにも、国民に頭を下げて陳謝しました。

たくさんの要素がある中で舵取りをするのは難しい。どんなことをしたとしても、必ずうまくいかない部分が出てきます。

「想定外でした」「全力で尽力しました」「システムが不備でした」と言われて終わってしまうことがほとんどでしょう。

それに対して、何が起きるがわからない不確実な未来に対して自分が責任をとると話すことは勇気がいる立派なことです。

本当の実務者/実行者としての、いぶし銀の凄さを感じました。

淡々と自分で仕事をして行く人は、いつもこのような感じの方でした。人のせいにしない。批判や批評もしない。

都立病院の統廃合のご苦労を引き受けて苦労された新田義郎院長先生なんか、そんな感じでした。

お孫さんがいるおじいさまなので、子供を持つ人々を支えていってもらいたいと思っています。お母さんたちが多産でも安心な国に日本が生まれ変わることを願っています。

 

☆☆☆

さらに僕の予想を話すなら、ある程度陽性者数が下がったことを確認できたら規制が緩和されていくと思います。一つの県が外されたことは、そういう雰囲気を出すためだと思っています。「今はこう伝えるしかできない」そういっているように思いました。

総理は、地味だけれども「個人情報の一元化をして官民一体、国と地方の連携」の基礎を築いています。デジタル化も強力に推進している。この二つは国民を守るための情報統合のための双璧です。紙ベースでは難しい。

実務をこなしています。

国は地方地方ときちんと実務者どうしで連絡を取り合い、それぞれの地域にあった緩和措置がとられていくんじゃないかと思っています。

市の医療機関と良い連携を組んで市民にご尽力されている福岡市長さんの望みも、きっとかないます。福岡は、当確でしょう。

今回のコロナは、お上と国民が一体感を持って乗り切っていく機会を与えてくれたのかもしれません。

早めに夜は明けます。春が近づいています。

もう少しだから、飲食店の皆さんや観光業やたくさんのお仕事の人に頑張って欲しいと思っています。

僕たち市民の閉塞感も、光の粒になって春の空に散って行くでしょう。楽しい季節がやってきます。もうすぐです。

2021年2月 2日 (火)

「日本のコロナウイルスは終わった。さあ旅にでよう」 / 昨年6月のコラムが示した北極星

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昨年夏、プレジデントオンラインのコラムのお仕事をいただきました。

1本目のコラムを僕はこう始めました。

新型コロナウイルス(COVID-19)の流行によって、世界中の人々が大きな被害を受けた。コロナ禍と呼ぶ人もいる。「禍」(わざわい)は、人間にはどうしようもない天災や病気でおきてくる喜ばしくない事柄を示す。

日本では、コロナによる損害はウイルスそのものによる健康被害よりも経済停止や政治的な要素による被害が大きかった。だから、「コロナ被害」と呼んでもよいかもしれない。

今でも僕は、正しかったと思っています。正しく北極星を指し示すコンパスになれた気がします。

 

☆☆☆

専門家はなぜかPCRが行えるようになった2-3月以降のことしか語らないけれど、2019年12月から2020年初頭まで相当数のCOVID19キャリアの中国の方が来邦していたはずです。そして、それは日本に無数のクラスターを生んでいたと思う。

当時臨床にあたっていた医師は、昨年年末年始にインフルでもマイコでもないしつこい咳のカゼの治療に難渋していました。高熱や頭痛がでて、気管支肺炎になった人もいました。

僕は、それらは巨大な新型コロナウイルスの流行の山だったはずだと思っています。

真の意味でのパンデミックが日本では無事去ったので「旅に出よう」と書きました。そして、その後は季節性になるだろうと思いました。

なぜなら、何万人に死亡者がのぼることもなかったし、その時に免疫を獲得した人も多いだろうから。

そして、その通りになりました。

 

☆☆☆

1年前からその後の正しい流行の結論を出せたかについては長々とブログに綴ってきました。

患者さんが怯えるぐらいメディアがひどかったので、ちょっと怒っていたことが多い日々でした。長文になっていたことを反省しています。

その時々のトンデモ情報やフェイクに近いトンデモ報道も記録しました。

恐怖で稼いだ視聴率は、後々それらに関わったひとびとの存在をむしばんでいくと予想しています。自身の信用を毀損したことが一番でしょう。屋形船もフェイクでした。いまでは、コロナを流しても視聴率が稼げなくなりました。

天網恢恢疎にして漏らさず、です。

 

☆☆☆

じゃ、なんで「現役医師の提言「日本のコロナウイルスは終わった。さあ旅にでよう」 」と書き始めたかというと、みんなで違うパラレルワールドに行きたかったからです。年末年始のPCR以前の大流行が終わったこともお知らせしたかった。

ゲームに、QTEクイックタイムイベントという概念があります。その時にとっさにとった行動で次のゲーム展開が変わってくるというものです。少しでも、より良い方向に変わってもらいたいと願っていました。

でも、その後どんどん一人ぼっちになり誇張やフェイク報道の嵐にのまれていきました。冷たい黒い水を浴びせかける人々が次々に登場しました。

結果からいえば当時、私が予想したことがほとんどその通りになったのですが

 

☆☆☆

破壊者たちから僕たちを守ったのは、ヒーローではありませんでした。一番はウイルス自身の自然史ともいえる振る舞いでした。日本人の間のウイルス量自体が減り流行を沈静化させたことが、人間を騒ぎたくても騒げなくさせました。

今回のことで、国民や医療者が学んだことは多いと思います。

破壊者は少数だが、同じ方向から違うやり方でやってきます。どこから来るのか確認できたと思います。僕は言わないし、対立するつもりもない。言われたことにキチンと従う従順なシモベです。

何か頑張っている人を否定することでしか存在できない人も確認できました。彼らは自分では何も作れないから、何かをしている人に依存する空虚な存在です。大声で否定して、不安をあおることしかしない。実務に当たっている人の苦労がわかってかわいそうだから、僕はそっとそっちを応援する。

実は、そういった迷惑な人々をかわしながら建設的に未来を作る人間の方が多い。しぶとく生き残ろうとする市町村の首領の方々が参加されている官民一体プロジェクトとコラボさせていただています。彼らは、批判を浴び続けながら頑張りました。僕は、そういった建設的な人たちとこれからも一緒に作業しようと思います。

 

☆☆☆

僕は、クリニックに通院する患者さんたちの不安を打ち砕き、守り続けられたことを小さな勲章にしていいと思っています。

自分で自分にあげる勲章だから、だれも文句は言わないだろうと思います。

小瓶から氷に注がれる少量のドライジンの透明な液体だけが、ご褒美です。ワンジガー弱40ccぐらい。

いくつかのコラボ仕事も仕上げました。今日はソルティドッグ・ジントニックとともにバトルフィールドにでかけようと思う。全く甘くも旨味もなく純粋にウッディスパイスの植物の香りだけなのがいい。アルコールに檜油を垂らして飲んでいるようなものです。飾りも甘みも全くない。

アイラもいいけれど、琥珀でもない透明な感じがガラスのようでいい。

トラップをかわし、潜伏する敵を見つけて、QTEをこなしながら。日本のこれまでの伝統の上に輝く幸運に祝杯をあげるために。

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