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2021年3月 6日 (土)

震災4年後の福島の記録 / 何度でも復興すればいい / 桜の下で深呼吸しよう

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テストになるとケアレスミスを多発していた僕は、福島県立医大に拾ってもらって医師になることができました。

東北大震災4年後に福島医大に伺ったときの写真です。壁のひび割れがそのまま残されています。

裏山は切り開かれ、ヘリポートとなりました。

当時、新聞のコラムを連載していたので診療を縫って合間に丹念に取材して復興応援に役立てようと思っていました。

感謝の気持ちと恩返しをなんとかしたいと願っていました。

当時、メディアは放射線の恐怖をあおりつづけていました。自分の目でファクトを見ようと思いました。僕のように普通に行き帰りをして正常化を示す行動は逆効果でした。

その結果取り上げていただけず、地味な努力や記事は扇情的でもないため形になりませんでした。

クリニックの患者さんの「放射線恐怖症」を解くためにたくさん説明を繰り返していました。

今と同じ構造です。

放射線恐怖をあおっていた方が、今度はコロナ恐怖もあおっていたのには!(ビックリ)。世の中の役割は決まっていることに気がつきました。

僕は何回でもファクトを、大切なことを伝えようと頑張りました。3回目。
前前回(新型インフル)も前回(放射線)も、今回(コロナ)も。

そういった損な役回りが、なぜか僕の仕事になってしまう。あぁ。
間違っていても権力もっている人々の方が豊かで出世するんだよなぁ…わかっているんだけど。

人々を守るのはこっち側。

 

☆☆☆

福島医大は福島駅から少し離れているため、そのための時間を作らないといくことができません。

同窓生に案内してもらって、さらにいろいろな話を聞きました。

福島の線量が場所的にまだ高かった頃です。しのぶ山に入れなかった。

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校庭の芝生は除染のためにはぎとられ、新しい芝生が到着したところ。

大変な努力です。でも、この一つずつ、芝生の一つずつが清浄化し物事を復活させていく。

医局でアーカイブも見せていただきました。

 

☆☆☆

他にもたくさんお話を伺いました。たくさん写真も撮影してきているので、おいおいブログに綴って行こうと思っています。

その後、福島の人々はたくさん努力をされました。
福島医大も立派になりました。

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バス停の部分に大きなクレーンが林立し、当時工事中だったところにも立派な建物がたちました。

時間とともに作業をしているたくさんの人がいらっしゃいます。

コロナが充満しているという東京をてくてく歩いて仕事つづけたように、福島の街をてくてく歩いて写真を撮り取材しました。恐ろしくもなんともない。メディアのイメージが作った虚構。それによる人災。

 

☆☆☆

昨日、お便りをいただきました。

世の中を守って復興させたい、正しいものを伝えたいと奮闘されているプロの方からでした。世の中やメディアの不条理を嘆いていらっしゃいました。

僕は書きました。

「破壊者や無為な人々を糾弾するのではなく、世の中に次世代に上手に説明するのが大切だと思っています。ひとつずつ種を植えていきましょう。私たちが植える種が未来の希望のひとカケラです。やがて何年も先、種から生まれて大きくなった広葉樹が落石から人々を守るでしょう。」と。

感傷的すぎると思ったけど、そう思っているから。

自分への利益誘導でない社会の財産と富の形成。そう言った富は伝統や文化と呼ばれ永遠の命を得る。

 

☆☆☆

もちろん新型コロナウイルスは実存し、日本ではまれに重症化する人はいます。重症者の治療は大変です。それを否定できるわけがありません。かつてICUに患者さんがいらしたときには、自分の方が倒れてしまうかもと何回も思いました。

問題は、対応が非効率すぎること。それに沿わせるための経済抑制とそれに伴う国民全体の被害が甚大なところです。

ECMOは、コロナ専用の機器ではありません。一時的に肺を休めなくてはならない他の疾患にも用いられます。

ICUでPCPSを回す他の疾患の人もいるでしょう。そういった治療にあたる先生は、コロナじゃ無くてもずっと大変だったのです。生命維持の外部装置をつける作業はめちゃくちゃしんどい。

大動脈破裂やくも膜下出血は急にやってきます。治療も待ったなし。

その横で病室から抜け出して徘徊している100歳近い認知症のコロナの患者さんの対応を、ICUの先生や看護師さんがお世話するなんてシュールすぎるでしょう?

交通整理をしないで分離しない辛い医療を、各地の病院に強いたのです。そして逼迫。

お上の無策に怒ることもなく、人々のために自分で作っちゃった素晴らしい病院も存在しました。メディアは取り上げない。

 

☆☆☆

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今朝、リモートで色々なことを話し合いました。快活でスマートな未来志向の方です。

僕らは雑談しながら未来に向けて話ました。どうやったら建設的なことが綴れるのか方法論を考えました。

何回でも復興すればいい。特に今回は人災なので、ハードウエアの被害はありません。ソフトウエアの最適化とアップデートでV字回復できます。

人間は、たくさんのことを経験して脳の中で統合されていきます。
人々と語り合って、弁証法的に上昇気流のスパイラルが生まれる。

桜がもうすぐ咲きます。

僕は、基準を守って今年も桜の下で深呼吸をしようと思います。

広い屋外で誰もいなければ、マスクを外しても問題ありません。

去年より、大きく深呼吸できそうです。
もう、暗闇から一人で閃光弾を一つ一つあげている状況ではないから。真実を語って前に進む人々がたくさん集ってきているから。

そのとき守った人々が、新たに種を植えて芽が出始めているから。

ファクトが僕らを守ってくれる。

追伸
お上が庶民を敵にして桜の周りに張り巡らしたバリケード。
僕らは花見の風景のひとつにしてしまえばいい。
湧き上がる喜びや感情にすなおになろう。
桜や自然は僕らを招いてくれる。
僕らはその下で深呼吸しよう。
誰も踏み潰せやしない。
そして明日を語ろう。

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