つくることは大きな喜び / リスクとゲイン
私はブリの切り身をよく買います。
活きじめのブリがスーパーで買える世の中になりました。
海で時間をかけてブリは大切に育てられます。生産者が活きじめして流通にのせる。加工して消費者に届ける。
どの魚もウロコをとり、内臓をきれいにし、3枚におろして切り身にして、綺麗にパックにつめられる。美しい。
遠くで作られた電気を使って上にカバーがないのに冷え続ける冷蔵庫に保存される。
私たちは、そういった多くの人の努力の上に作られた切り身を選ぶだけです。
☆☆☆
もし、海にブリのいけすを作るという一からはじめたら膨大な時間がかかることでしょう。
ブリの生態の研究からはじめたらもっと時間がかかる。
発電所制作や電線を作るところから始めたら気が遠くなる時間がかかります。
なによりも、私たちはブリにオメガ3が多くて健康に良いことも知っています。栄養学の進歩と国民の教育のおかげです。
何気ないさまざまなことに、長い時間と沢山の努力が積み重ねられています。
そして、それを理解する国民の学問的能力も関係する。
日本は、「野菜や魚料理が少ないかしら?」と思うのが普通になるぐらい国民の知能が高い。いくつかの栄養素、そらでいえるでしょう?
☆☆☆
もし、ここで「海の汚染のウソ」を言って、魚市場を破壊する人が現れたとしましょう。
人は不安に弱いから、信じる人も多いかもしれません。
ウソをいってオバケの存在を示した人、破壊者は英雄になる。
人々を守った人になれるかもしれない。本当は、裸の王様だしブラフだけれども。
上に行きたい支配したいだけの破壊者には真実や国民の不幸不利益は関係ありません。ぜんぶ人のお金、税金で尻拭いしてくれる。英雄になれさえすれば、他はどうでもいい。
☆☆☆
そういった時には、国民の知恵が重要になります。
「日本の海はきれいだから、海産物を食べて健康になろう!」と語る人も現れることでしょう。
ファクトを国民が信じるかどうかにかかってきます。
「海の汚染」のウソは、巧みな語り人によって作られた存在だけれども実存ではありません。
魚が今日も元気に海を回遊し、その栄養をいただき、人間が元気でいられることは実存です。
ガンジス川と太平洋がつながっているからといって、インドの変異ウイルス心配しないでしょう?ゼロを保証することはできなくてもいいのです。
☆☆☆
食べるということは、食物をカラダにとりこむこと。常にリスクが存在します。
農薬が怖くて野菜が食べられなかったり、残留ホルモンが怖くて肉が食べられなかったり、マーガリンが怖くて市販のパンがたべられなかったりしたら水しか飲めない。
主に米国の牛乳から作られるプロテインだって同じです。
僕は、お腹がへっちゃうのはイヤです。農薬もホルモンも生産者を信じて、新鮮な野菜や焼肉を食べたい。
リスク回避のために絶食や断食ができますか?続けられますか?
大丈夫なように人間は助け合い、守りあって社会をつくってきました。私たちは他の人々の行為を信じて生きています。
☆☆☆
いろいろな人々の社会の出来事が破壊されつづけています。
一歩立ち止まって、一から作り上げることの大変さを思いかえしましょう。
わずかなリスクは心配せず、得られる大きな成果と充実(ゲイン)を予想して手に入れましょう。
食べ物を購入して食べている時点で、既に私たちはそうやって生きてきているのです。
☆☆☆
私たちがどう生きたいか、どう充実する人生を歩みたいか。
豊かな社会にしたいかどうか、それが大切な点です。
人を不安にさせて破壊することでヒーローになる人は、どの世にも常に存在しつづけます。
だまされないことです。
元気よく、目をパッチリ覚醒させて毎日を暮らしていきましょう。
幻影を取り去りましょう。
☆☆☆
不安になったら、ブリの切り身を思いだしましょう。
もともとは元気にキレイな海を回遊していた、目が大きくクリクリしたかわいい魚です。
破壊者の作り出す存在に怯えるのはやめましょう。対応すればいいだけのことです。それ以上の感情はいらないしムダ。
不安になったら、ブリを運んで切り身にしてださったおじさま、おばさまを思いだしましょう。
国民が、難関を乗り越え一つのことを助け合って協力して成し遂げるチャンスはそんなにありません。
勇気をもって選択していきましょう。破壊者を見分ける知恵を身につけてかわしていきましょう。
通常の対応で社会は回っているでしょう?私たちの心臓は鼓動を繰り返しているでしょう?それが実存です。
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