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2021年8月30日 (月)

出口戦略は「社会不安の解消と治療動線の両輪」 / 専門家の不作為を思い出にする

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専門家会議は行動制限をすれば、陽性者がへって重症者がへるから民が救われる。

接触飛沫感染だから3密を避けて、飲食店や大声になるアルコールを減らせば民が救われる。

などと言い、私たちは自分たちの社会、教育、仕事、伝統を自分たちの手で破壊しつづけました。

その結果が報告されています(リンクは東洋経済)。

世界で観察された結果は、行動制限は解決にならないという者でした。

 

☆☆☆

ダイアモンドプリンセスの方々の観察からは、CTで影があってもPCR陰性の人もいるし、PCR陽性でもピンピンしている人が多く観測されていました。そこで、CTを基本にすべきだろうという意見が初期にありましたし、臨床医の私たちはそれを支持しました。

しかしながら、陽性者追跡、囲い込みを目指す専門家はPCRに傾倒していきました。

そして患者の治療につながらないPCRの行き着いた果てが、CT検査の動線をつくらない「治療ネグレクト」でした。

もし「とにかくどちらかわからないけど具合の悪い人をまずCTできるようにして、その後にPCRを行って陽性ならコロナの治療」という順番にしていたら問題なかったでしょう。治療に軸足を置いて、肺炎の有無や重症度に主眼をおくべきでした。

 

☆☆☆

こちらには「新型コロナ医療崩壊の原因は開業医の不作為だ 国民に活動制限を強いるのはムダ弾で筋違い」(東洋経済)刺激的なタイトルの記事が掲載されています。

専門家委員会はコロナを致死ウイルスとして喧伝し、隔離政策をとりました。

社会は「恐ろしい」「そんな人がいるところには行きたくない」と自然な反応をしめしました。

その実態は、空気感染なので人々が気が付かないままに津々浦々にまん延していっていたのですが。そして今になっています。

そんな人々が恐怖を起こしている中で、コロナ患者さんを積極的に通常診療するのはムリというものです。

 

☆☆☆

開業医は、社会の中にいてコロナじゃない方を多く診ています。たとえば内科だったら高血圧、糖尿病、眼科なら白内障や緑内障、整形外科は腰痛とかを診ていたりするわけです。その常連の患者さんも、ときどき咳が出たり喉が痛くなったりします。ふだんだったらお薬だせば治ります。

具合悪くなければ、そのカゼが何から起きているかなんて調べません。コロナかどうか調べなくっちゃいけなくなっているのも問題です。あまり酷くなかったら、調べなくてもいいっていう選択肢を作らないといけない。あちらこちらに無症状で陽性の人がいるから、その人を隔離したってなにも意味がありません。

でも専門家会議が「陽性かどうかを調べろって」言い続けて、こんな社会不安を不用意に増強してしまった世の中になると「あ、コロナかもしれないな?」と思うと、手も足も出なくて、発熱外来や専門病院紹介になってしまいます。

開業医は、コロナにおびえていなくても世論にはおびえるのです。

 

☆☆☆

「コロナと共存するときの方法論(陽性かどうか気にしない+具合悪い時に治療するシステムをつくること)」と「社会がそれを許すようにお話しすること」それが出口戦略です。

専門家会議は全部逆噴射してきたでしょう?

☆☆☆

だから僕は観測された事実を淡々とブログやオンラインジャーナルにつづっていきました。「等身大のコロナの姿」を知って貰えば、テレビ医師や専門家会議が不用意に歪めた不安や恐怖を減らしてもらえると思ったからです。

すでに観測されていた事実をもとに、未来起きることを考え続けていました。不確定な未来は、そうやってマネジメントすべきだと思ったからです。

人々がコロナを身近に経験するようになり、正確に「コロナの姿」を理解できるようになったと思います。

近々、こういう世の中になるだろうと思う内容を、プレジデントオンラインにつづりました。

 

☆☆☆

「共存して暮らす」というのは、「陰性陽性で色分けせず身近にあることを許す」ということです。そして、具合悪い人をすぐに治療する体制を遅ればせながら作っておくことです。その時には、陰圧室なんかじゃなくてよくて、普通インフルで重症になった方が入院するような病室でよいことにする。

ケガで入院してみたら後で患者さんがコロナ陽性ということもあるでしょう。濃厚接触なんていって、スタッフが離脱していたら崩壊するので簡易検査で陰性なら良しとすることです。他の患者さんにはうつしません。その辺にいるウイルスになったのですから、その程度でいい。

そういった感染対策をまったく構築しないで封じ込めの初期のまま放置されたから、治療ネグレクトが起きてしまっている。

病院病院で勝手にルールを作ればいいです。保険診療もなし崩し的に認められるようになってきたのですから。

 

☆☆☆

死亡者数と陽性者数がリンク切れしているので、社会の不安を「コロナはたまに具合悪くなる感冒のひとつよね」と解消していくことが大切です。

ワクチンを打った方が増えることも追い風になるでしょう。社会不安が減ることが開業医の診療の正常化につながり、初期治療をして治る人の増加につながり重症者が減るという良いスパイラルになります。

社会不安をあおるだけあおり、治療体制の構築は無視。人流抑制ができないとみるや試験制限の法律改正を持ちだしたものの、空気感染だったから東洋経済が示しているようにデータを見ても大失敗だった。専門家会議のアドバイスと不作為が、ことごとく逆噴射だった。そういうことです。

共存して、もうコロナを事大的にあつかう人を相手にしないことです。簡単なことです。思い出にすればいいだけです。

「風邪ひいて具合悪くなったら、原因に応じて適切な治療をうければいい」それだけのことです。ずっと私たちが、コロナ前からしていたことを同じようにするように戻るだけです。

 

☆☆☆

不用意に深く傷つけられ分断した社会や人々に植え付けられた恐怖が治癒するのは、容易なことではないかもしれません。

でもその作業をしないといけません。

世界中でウイルスが感染力は高いけれど致死率が本当に低いものに変異したことや、ワクチンで高齢者が守られたことから局面が全く変わってしまいました。ゆっくりと社会が治癒過程にはいりつつ、経済が回復していく局面になったということです。

 

☆☆☆

自分たちの考えをゆっくり正常化していけばいいだけです。

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僕は早朝、天然のホヤ(ごつごつが無い)が手に入ったのでさばいてポン酢につけたり、つぶ貝をたたいてこわして刺身にしたり、低温精米の米を手に入れて丁寧に研いで炊いたり、植物や鳥の世話をしました。コーヒー入れて論文もよみつつ、洋服の染み抜きや洗濯掃除をしたり、日常生活の一つ一つの作業を味わって暮らしました。

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あ、そうそう赤身肉をひき肉にしてナツメグやローズマリーを入れてハンバーグもつくりました。端の野菜や外葉も圧力鍋で煮込んでコンソメスープにして、捨てなかった。ちょっと古めのソーセージを「圧力鍋でオートクレーブ」しつつ、塩と香りにしました。

丁寧に毎日の暮らしをすることで、コロナを忘れていきましょう。コロナなんかよりずっと大切なことです。具合の悪くない人にはコロナなんて関係のないことです。

全体主義の無い自由な生活とは、そういうものです。

コーヒーの生豆の炒り方何かもブログに書きました。国民がコロナを忘れて、正気に戻ることが大切だと思ったのです。

雨が少し降っても洗濯物を外でいいか、室内干しにしようか悩んだりすること。全体主義の無い自由な生活とは、そういうものです。

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