がん・感染症センター駒込病院の先生と共著論文 / 人々の中にいる生活密着型医療 / 高い生産性を継続するスキル
先日、医学雑誌が届きました。
がん・感染症センター駒込病院の先生と症例報告を行ったものです。
アカデミックな仕事も継続しています。土谷先生や道川先生など先輩の先生の薫陶のおかげです。
臨床でもたくさんの先生に教わってきました。今も終わることのない勉強を継続中です。論文は論文の書き方があります。
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一冊本を書いて編集長さんに送りました。
監修本の大詰めも迎えて一段落。
週間誌の市販薬の記事も掲載予定になっています。
僕は目線がいつもみんなの中にあるから、一緒に暮らしてきたので市販薬もよく買います。ドラッグストアに行くと、箱の配合薬を調べる様にしています。自分じゃ自分に処方できないし。
シャンプーやリンスの界面活性剤やクリームの中身も調べるクセがつきました。わかれば安価に好きなものを選べます。
来週は海苔メーカーさんの社長さんがいらっしゃって、一緒にやる仕事の相談をすることにしています。生活密着型医療です。ノリは海の野菜ですし、海藻食は利点がたくさんあります。
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6月から仕事がさらに加速してラッシュでした。重なる時には重なります。じにさんのレビューブックも好調で良かったです。増刷を重ねています。
まとめイラストがかわいい本です。表紙の色合いもいい感じ。コバにも絵がかかれています。
この本を作る時にはチーム編成の戦略が必要でした。別な出版社さんの仕事も作戦を練って順調に終わっていきました。
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東京医科歯科大学病院で基礎と臨床と病棟医長で病床管理をしていたのは大変だったけど、仕事配分と時間のマネジメントの勉強になったと思います。まだまだだけど、泣き言は言えなかったから鍛えられました。
今は、コラムとエッセイ、本の執筆を分けて考えられるようになりました。読者の読む速度やリズムを考えたスキルをさらに高めようとしています。完成している人がモノを作るんじゃなくて、どこまでいっても未熟な人間がモノ作り通して技術を絶え間なく勉強していくんだと僕は思っています。
オンラインジャーナルの編集部さんとのやりとりはいろいろ鍛えられます。とくに敏腕菅原編集者さんとのやりとりは勉強になります。
脳のフローのままの文章は流れやすい。
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笹川薬剤師先生と京角さんのマッチョ体操の仕事も待たせてしまっています。再開しようと思っています。それぞれ大切な仕事です。
消耗しないように疲れないで新しいものを湧かせていくプロダクティビティを継続するには、別のスキルが必要だと学びました。
人間のやれることは有限です。やっつけ仕事にしないで、丁寧に暮らすことをめざしています。
ビーフシチューも塩麹胸肉もカレー海鮮チャーハンなんかも、どれもうまく作れました。晴れている昨日のうちに洗濯終わらしたし。
ブログはVLOGみたいにエッセイなので、あまり構成もアップする時間も考えないで下書きなしで頭から書いて終了にしています。掃除洗濯食事の準備に構成がなく混ざっているように生活の記録の一部です。
大切な情報を発信するパブリックとプライベートの縁側みたいな場所です。
庭の歩く場所と方向を示す飛石を一つずつ磨く様に。丁寧に一つずつ。
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追伸
今日は選挙の日です。クリニックには鯨岡兵輔(故)さんという穏やかな政治家の方の色紙を飾っています。
「桃李無言」
自分を磨くことで人々が集まるという格言です。
父親がもらった色紙を譲ってもらったものです。何回かなぜか自宅でお会いしましたが、僕は子供だったので挨拶だけでした。
今日は雨の日なので、彼の本を取り寄せで読んでいます。
彼の人格が伝わる、そのままの良い言葉でした。生きてらっしゃったら寄生虫の藤田先生と鯨岡先生とアットホームな座談会したかったなぁ。
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