「支配階級が民衆に対して行い、目的は相手国にはなく社会構造の維持」/『1984』より
とてもよいTWEETをしてくださった方がいらっしゃいました。
東京マラソンはマスクレスで3密なのに、都立公園には柵が設けられて花見禁止になっている写真が並べられている写真です。
「矛盾している」とつぶやかれていました。本当にそのとおりです。僕もそう思います。
でも、ほんの少し見方をかえてみましょう。
「戦争は支配階級が民衆に対して行い、目的は相手国に勝つことではなく、社会構造の維持にある」(リンクはブログ)
1984という映画のセリフをそのまま起こしたものです。
その面からながめると、実は矛盾なく都がやるべきことを遂行しているだけであることがわかります。マラソンの3密と花見の禁止は同じことを意味しています。感染制御ではないわけです。
これが2年つづいてきたことの象徴です。
『作られる「危機」は、実は外へに向けてのものではなく民への権力の構造の維持にある』からです。
実はその面から見ると両者に矛盾はありません。マラソンの主催者(主語)と公園の制限を作る人は両者とも都なのです。構造維持と強化。ずっとそういうことだったのです。素晴らしいコラージュ写真。
と僕はツイートしました。
「PCR検査、自粛、遺伝子RNAワクチン」もその仕組のひとつ。
陽性者をみつけ、隔離し、増えてくるなら私権制限。
でもよく考えたら、検査件数も違うし陽性になるサイクル数も違うし、PCRの試薬も機械も違うし、感染者と陽性者もちがうし、「陽性者数」って何の数をしらべていたのかは不明な数字でした。冷静になると納得してもらえると思います。
それを速報したり、前の週とくらべて、なんて2年もやっていたわけです。
それをもとに自粛を皆に強要しました。
遺伝子RNAワクチンの安全性検査の治験注射を打たないとダメみたいにして思考力を奪いました。他の選択肢もあったのに。
4人は良くて5人はダメとか、デパ地下はだめだけどスーパーの地下はいいとかメチャクチャなのもどうでも良かったんです。
今から考えるとでたらめなレギュレーションおおかったでしょう?
それでも構わなかったんです。
何らかの規則を民に与えて従わせることが、構造の維持と強化に必要だったわけです。
コロナの恐怖から離脱し、検査しない、自粛しない、いらない注射はしない、で自由になることができます。
どういう生き方をするかは、私達自身にゆだねられています。
その材料だけ置いてきました。
反ワクチンとかオカシナ医者とかおもわれないように。
お金とも無縁で、仲間も組まないで、ひとつずつ置いてきました。
2年前から伏線回収できるように、一つずつ置いてきました。
時間軸で眺めることができるようにも考えて、置いてきました。
ファクトを語ることをお金に替えると、雑念疑念が増えてしまうからです。
僕の本業は、患者さんを良くしたり守ることだから、その軸足の延長線上で物事を書いてきました。
皆が考えて、皆が自分で無料で解決してしまえるものです。
材料は無償がいい、そう思いました。
その見地からみてみると、これから起きてくる物事の理解がすすむようになります。一見矛盾しているけれども、首尾一貫していることが理解できるでしょう。
今年は数ヶ月おきに「危機」と呼ばれるものがやってくることでしょう。
それでも慌てないで、今日のエントリを思い出してみてください。
皆様の生活や暮らしが楽になり、心が軽くなりますように。
そう願っています。
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